食中毒疑いで市教委謝罪 対策まとめ給食再開めざす【函館】

保護者に経過を説明し謝罪する市教委幹部
函館亀田、港両中学校で生徒ら157人が食中毒とみられる症状を訴え、生徒と調理員の計8人の便から黄色ブドウ球菌を検出した問題で、市教委は26日夜、亀田中で保護者向け説明会を開き、今回の事件について謝罪した。市教委は市立函館保健所の原因特定を待つ一方で、年明け早々に会議を立ち上げ、再発防止に向けた対策を早急にまとめた上で給食再開を目指す意向を示した。
約70人が参加。辻俊行教育長が「保健所が詳細な検査を続けており、現段階で私たちに確定した情報は入っていない。ただ、できる限り説明をしたい」と述べ、あらためて陳謝。市教委保健給食課は、保健所が菌を同定する作業を行っており、特定にはさらに時間が掛かることも予想されるとしたほか、医療費や補償について詳細を精査した上で回答する方針を明らかにした。
保護者からは「怖くて給食が食べられない子もいる。心のケアをどう考えているのか」「委託業者の衛生管理は徹底していたのか」「朝に弁当を作るのは大変で、家計への負担も大きい」などの声が上がった。亀田中の学校給食共同調理場が原因施設と推定されるが、感染経路などまだ不明な点が多く、保護者がいら立つ場面もあった。
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