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日高報知新聞

道内勢で初のチャンピオン【新ひだか】

【新ひだか】16~18日に東京食肉市場で開かれた「第3回名人会グランドチャンピオン大会」(全国畜産農協連合会など主催)で、森誠さん(40)=三石美野和=の出品牛が北海道勢では初めてチャンピオンになった。名人の中の名人に選ばれた森さんは「レベルの高い大会で最高の賞が取れた」と喜んでいる。

 名人会は、雪印種苗の配合飼料「名人シリーズ」の統一した飼育管理で肥育された和牛枝肉の品質を競う大会。

 平成14年から実施、現在は年に1回の共励会と4回の研究会を開催。グランドチャンピオン大会は、過去5年間の大会で名誉賞か最優秀賞を受賞した農家のみが出品できる〝最高峰”の大会。

 大会には全国から40頭が出品され、最高格付のA5が32頭など、最高峰にふさわしい牛が競った。

 森さん出品の月齢31カ月の「茉子号」(父・北平安、母・ろろのあ、母の父・美国桜)は、格付がA5、霜降り度合いを示すBMSが12とともに最高評価を受け、出品牛で唯一200万円超えとなる205万1460円(枝肉重量580㌔、1㌔3537円)で取り引きされた。

 このほか、みついし牛は5頭が出品され、庄司敏さん(新冠町)の出品牛がチャンピオン、最優秀賞に次ぐ優秀賞1席を受賞している。

 みついし農協に勤めていた森さんは、29歳で退職。みついし牛の生産・肥育の一貫経営を行っていた父・功さん(70)のもとで働き、4年前から家業を継いでいる。  現在は繁殖約40頭、肥育約70頭を飼育し、11月のみついし牛枝肉共励会では、出品した2頭がともに優秀賞に選ばれるなど、目覚しい活躍をしている。

 茉子号について「横から見て背中が盛り上がっているのはよく見るが、後ろから見て腹筋のシックスパックのように盛り上がっている牛を見るのは初めてだった。春からこの大会に向けて準備してきた」と初子ながら自信を持って送り出した。

 22日夜にはみついし農協で祝賀会が開かれた。みついし和牛肥育組合長の畑端博志さんは「グランドチャンピオン大会は過去2回入賞しているが、なかなかチャンピオンが取れなかった。森さんがチャンピオンを取れてみついし牛の知名度も一段と上がった」。みついし農協の酒井薫組合長は「競馬に例えるなら有馬記念を取ったようなもの。こうやって1年を締めくくれることは良いこと」とそれぞれたたえた。

 森さんは「平均的にはまだ波があるので、安定してA5になるような良い牛をつくっていきたい」と今後の抱負を語っていた。

森さん(前列中央)の快挙を祝ってバンザイする関係者たち

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