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十勝毎日新聞

MOMO3号機へ前進 機体立てた燃焼成功 IST 大樹

「縦吹き」実験で燃焼ガスを噴射する実験用機体(インターステラテクノロジズ提供)

 大樹町内で観測ロケット「MOMO」3号機の開発を進めるベンチャー企業「インターステラテクノロジズ」(IST、稲川貴大社長)は28日、町浜大樹の実験場で、機体を立てた状態での「縦吹き」エンジン燃焼実験を行った。1、2号機も含めて初の試みで、予定していた2秒間の燃焼に成功。打ち上げに向けて大きく前進した。

 「縦吹き」はより打ち上げに近い状態を設定し、リスクを見極めることが目的。先端部を取り付けていないことを除けば、打ち上げる実機(全長10メートル、直径50センチ)と同じ大きさ、構造をしている。

 実験は当初、今月上旬に行う予定だったが、点火のため機体内の液体酸素を気化させる装置に不具合があって延期。地上のボンベから酸素を供給し、配管を切り離す方式に変更した。

 IST創業者の堀江貴文氏(46)も実験を見守り、2秒間の燃焼ガス噴出を確認すると拍手が沸き起こった。稲川社長(31)は「大きなヤマ場を越えて安心した」と笑顔を見せた。3号機の植松千春プロジェクトマネジャー(25)は「できれば来月中に打ち上げを想定した120秒間の燃焼実験を終えたい」と話していた。

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