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日高報知新聞

「北の残響 ~シャクシャイン伝」【新ひだか】

【新ひだか】アイヌ民族の長・シャクシャインの生涯を描いたコミック本「北の残響~シャクシャイン伝~」(財界さっぽろ出版)が全道の書店などで販売されている。不動産賃貸業や施設管理、店舗経営などを手掛けるプライム(木原廣社長)=静内木場町1=が監修した。

「北の残響~シャクシ ャイン伝~」を監修したプライムの木原社長

 同作品は、さまざまな文献を参考にした有光涼さんの原作をもとに、漫画家のやまだとろぴーさんと空水ららさんが描いた。

 アイヌ民族は文字を持たず、過去の歴史を書き残す文化がなかったため、シャクシャインの生涯については詳しくは分かっていない。

 作品では、アブラコマコタン(えりも町油駒付近にあったアイヌの集落)で生まれ、十勝や石狩地方での活躍する若き日の姿、シベチャリ(新ひだか町静内付近)を拠点に松前藩と戦い、非業の最期を遂げるまでを史実とフィクションを交えながら生き生きと描いている。

 また、作中に出てくるアイヌ語の意味、アイヌの信仰や結婚、当時の時代背景などの解説も分かりやすくまとめられており、アイヌ民族をより身近に感じることができる。

 出版に向けては、平成22年5月に新千歳空港国際線ターミナルでアイヌ文化を紹介した際、展示実現に向けて貢献したとして、北海道アイヌ協会から感謝状を贈られたプライムが、新しいシャクシャイン像の完成に合わせて、シャクシャインのことを広く道民に知ってもらおうと財界さっぽろにコミック本の出版を持ちかけ、アイヌのしきたりや文様などを監修した。

 木原社長は「シャクシャインは、アイヌ民族が大変なときにみんなをまとめ上げた人。孫に見せても分かりやすくて良い本に仕上がった」と話している。

 B6判、216㌻。価格は650円(税別)。

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