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函館新聞

AIハヤブサが最新検査ロボットを東京の展示会に出展【函館】

細かな傷や微妙な色むらを識別するAIハヤブサの外観検査ロボット(同社提供)

 函館市内のITベンチャー「AIハヤブサ」(村松洋明社長)は16日から3日間、東京ビッグサイトで開かれる最新ロボットの展示会「第3回ロボデックス」で、人工知能(AI)を活用した外観検査ロボットを出展する。製造業の生産ラインで製品の細かい傷に加え、微妙な色むらまで識別できるのが最大の特徴。会場ではデモンストレーションを通してニーズを調査し、2019年中の実用化を目指す。

 AI搭載型外観検査ロボットの開発は、同社が国から「地域中核企業創出・支援事業」の採択を受け、昨年8月に着手。公立はこだて未来大学と函館高専、市内外の4社と連携し、同12月に完成させた。

 同社は、既存のロボットでは検査精度が不十分な色むらに着目。コンピューターのディープラーニング(深層学習)を活用し、AIによって高精度な画像解析を実現した。

 メッキや塗装、革製品などの色むらに対応し、携帯電話のケースから自動車のドアまで、形状を問わず検査が可能。人の目に頼っていた欠陥検査が省力化され、生産現場で深刻化する人手不足の解消が期待できる。

 展示会には約200社が参加する予定。出展後は製造業の関係者から聞き取った要望を基に外観検査ロボットの性能を磨き上げ、速やかに販売を始めたい考え。

 同社は、光学機器製造会社「ミラック光学」(東京)の村松社長と、公立はこだて未来大の松原仁教授がおととし共同で設立し、市産業支援センター内に拠点を開設。将来は函館市内で工場建設を視野に入れる。

 村松社長は「大手企業と差別化を図るため、色むらのように一つのテーマを掘り下げ、AIを活用した検査装置などで事業を展開したい」と話している。

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