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室蘭民報

日光印刷が大型DM対応のフチ糊圧着折機導入【室蘭】

フチ糊圧着折機を使って製作したDMの試作品=写真は一部加工しています

日光印刷が導入したフチ糊圧着折機

 日光印刷(室蘭市寿町、佐藤俊一代表取締役社長)は、A4サイズなど大型DMに対応したフチ糊(のり)圧着折機を新規導入した。道内の印刷会社では初めて。現在は透明袋に印刷物を入れるDMが主流だが、印刷物自体を折って糊付け封かんしたDMにすることで、材料や作業コスト削減、短納期が実現できるという。

 合わせて同機械でフチ糊圧着した厚手のDMにも直接印字できる宛名プリンターも購入。昨年に取得した個人情報取り扱いのお墨付き・プライバシーマーク認証の信頼度も売りに、新規受注を目指す方針だ。

 同社によると、これまで大型のDMを受注した場合、チラシなどを透明の袋に封かんし、宛名ラベルを貼り付け、発送する例がほとんどだった。フチ糊圧着を希望する顧客には、機械を持つ本州の事業者に外注することもあった。

 しかし、受注のメインとなっていた透明袋を使ったDMでは、封入用袋や宛名貼り付けの経費が発生するほか、封入・封かん作業も必要になることから、コストや納期短縮の課題解消が必要となっていた。フチ糊圧着折機、宛名印字プリンター合わせた導入経費は約2千万円。封書サイズやA4判などのDMにも対応している。昨年11月に設置し、12月から稼働した。

 例えば、従来はA4サイズのチラシ2枚を透明袋に入れて宛名を貼り付けていたDMが、A3サイズ(A4サイズ2面)を二つ折りしてフチ糊圧着し、A4サイズのDMとして発送することが可能になる。

 発注者側としても利点は「大きい」。印刷代はどちらも「ほぼ変わらない」が、透明袋代や宛名ラベル代、封入・封かん作業費が不要で、納期も「従来の半分以下になる」という。

 佐藤社長は「クーポン券なども1枚の用紙の中に印刷することで、経費削減が可能です。小売業界では特定顧客へのアプローチを強めており、需要はある。設備をPRし、受注拡大につなげたい」と話している。

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