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室蘭民報

製鉄記念病院に最新鋭の「血管造影装置」導入【室蘭】

導入された最新鋭の「血管造影装置」。鮮明な撮影と高精細な血管像の表示が可能となった

 室蘭市知利別町の製鉄記念室蘭病院(前田征洋病院長)はこのほど、急性心疾患の診断や治療に用いる「血管造影装置」の最新鋭機器を導入した。これまでの機器と比べると、少ないエックス線で鮮明な撮影が可能なほか、最新のコンピューター画像処理機能で高精細な血管像を表示できる。同病院は「診療能力が向上し、治療時間も短縮される」としている。

 この血管造影装置は、キャノンメディカルシステムズ(栃木県大田原市)が昨夏に発売した「アルフェニックス」シリーズの最新鋭機。道内での導入は、帯広協会病院に次いで2カ所目、胆振管内では初。

 狭心症や心筋梗塞などの急性心疾患は、高齢化に伴って患者数も増加。手首や足の付け根からカテーテル(細い管)を血管内に挿入した上で、①血管の病変を診断する検査②血管の狭くなった部分を風船(バルーン)で広げてから金属製の網状の筒(ステント)を留置する治療―などを進めるケースも増えている。

 同病院によると、心疾患でカテーテルを用いた治療は2018年(平成30年)では計292件実施。このうち、救急車両で運ばれた患者やウオークイン患者(救急車を使わずに来院した患者)による「緊急カテーテル治療」は計152件を数えるなど、「道内医療機関で最も多かった」(同病院)という。

 今回導入した機器は、画像がより高精細になっただけでなく、治療中の血管の一部を強調して鮮明に映し出す機能が加わったため、「医師の負担軽減と、治療時間短縮にもつながる」(中村裕一循環器内科長)。また、従来の装置より「50%以上の被ばく低減が図られ、患者や医療従事者の安全確保にもつながる」(同)という。

 西胆振医療圏内で循環器系疾患の救急対応を行っているのは、14年以降では、同病院が唯一。同年には患者増に備えて血管造影装置も増設し、2台態勢で24時間365日の救急対応も行っている。このうち、1台が更新時期を迎えたため、昨年12月下旬に最新機を導入した。同病院では「地域医療のさらなる充実につなげたい」としている。

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