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根室新聞

オオワシ、オジロワシ飛来調査―風蓮湖・温根沼に567羽【根室】

風蓮湖の氷上に立つオオワシとオジロワシ(26日午前11時ごろ)

 根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンターは25日、今シーズン1回目のオオワシ・オジロワシの飛来調査を行った。1回目の合計はオオワシ419羽、オジロワシ129羽、不明19羽の合計567羽だった。

 オオワシ、オジロワシは国の天然記念物に指定され、日本における絶滅のおそれのある生物種のリスト(環境省レッドリスト)では、ともに絶滅危惧Ⅱ類(絶滅の危険が増大している種)に分類されている。

 オオワシは、世界では極東沿岸地域のみで繁殖。全体の推定個体数は5,000~7,000羽。日本国内で越冬するのは、30パーセントに当たる1,500羽前後で冬季に北海道東部沿岸地域などに飛来していると推定されている。

 一方オジロワシは、日本からユーラシア大陸北部に広く分布しているが、推定個体数は5,000~7,000羽。日本では北海道東部と本州北部で少数が繁殖している。冬季に両地域で越冬する個体は700~900羽前後といわれている。

 今シーズン1回目となった調査では、567羽のうち、124羽が温根沼で確認され、内訳はオオワシ94羽、オジロワシ30羽。また、443羽は風蓮湖で確認され、内訳はオオワシ325羽、オジロワシ99羽、不明ワシ類19羽となっている。

 過去の同時期飛来数では、平成28年が474羽、翌年が340羽で、昨年は377羽となっており、シーズン第1回目の調査としては過去3年より多かった。

 なお、調査方法を確定した同12年度から同29年度までの18年間の最大記録数の平均は、オオワシが722.1羽(最大1,001~最小363羽)、オジロワシが194.3羽(同380~同92羽)、2種の識別ができなかったものも含めてワシ類総計の平均は946。6羽(同1,256~同543羽)となっており、今年度第1回調査は、この変動の範囲内にある。

 風蓮湖周辺は国内有数のワシ類の越冬地で、国際的に希少なワシ類の安定的な個体数維持にとって非常に重要な地域。このため、同湖周辺で越冬するワシ類の保護に役立てる目的で、公益財団法人日本野鳥の会は市からの委託で調査を平成10年から継続的に実施している。 

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