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釧路新聞

冬季国体 釧路で開幕

開始式で旗を振りアピールする地元北海道選手団の代表たち

 「北国の 雪と氷に 刻む夢」をスローガンに第74回国民体育大会冬季大会スケート・アイスホッケー競技会「イランカラプテくしろさっぽろ国体」が30日開幕。コーチャンフォー釧路文化ホール(釧路市民文化会館)で開始式が行われ、2月3日までの5日間にわたる戦いの火ぶたが切られた。9年ぶり4度目となる釧路国体には43都道府県から選手・監督ら合わせて1745人が出場、スケート・アイスホッケー部門の総合1位を目指す。この日はアイスホッケーとフィギュアスケートの競技も始まり、会場を沸かせている。

 大会には選手団に加え、大会役員や競技役員、視察員や報道関係者、地元高校生による競技補助員、式典出演者らを含め、総勢3000人が参加している。

 開始式は午前10時30分からのアトラクションで幕開け。地元フォークデュオ・ヒートボイスと釧路子どもミュージカル・キッズロケットのコラボで大会イメージソングを披露。北海道くしろ蝦夷太鼓保存会と日本舞踊花柳流寿登芳会による太鼓演奏と日舞、阿寒アイヌ工芸協同組合による「鶴の舞」などのアイヌ古式舞踊がお披露目された。

 釧路北陽高校吹奏楽局の演奏をバックに、同校生徒が持つプラカードに続いて各都道府県選手団の旗手が力強く入場。高橋はるみ道知事の開始宣言に続き、日本スポーツ協会の伊藤雅俊会長が「大会スローガンの通り、日ごろ鍛えた力と技を存分に発揮し、大会を通じて国民の心にスポーツの力、ウインタースポーツの魅力が刻まれることを願っている」とあいさつ。スポーツ庁の斉藤福栄スポーツ総括官が「今大会から将来世界にはばたくアスリートが数多く輩出されることを期待している」。日本アイスホッケー連盟の足立功一副会長(釧路アイスホッケー連盟会長)が「フェアプレーとリスペクトの精神を忘れず、心に残る大会に」と述べた。

 「イランカラプテ」と来場者にあいさつした蝦名大也市長は、施設や無料Wi―Fi(ワイファイ)の整備、小中学生の応援メッセージ入りののぼりの掲示、おもてなし推進本部による汁物の提供など、オール釧路で準備に取り組んできたことを紹介。「皆さま一人一人の心に刻まれる大会にしたいという思いを受け止めていただき、素晴らしい大会にしていただきたい」とエールを送った。

選手宣誓する釧路市出身の中村選手(左)と北海道選手団旗手の田畑真紀選手

 最後に選手を代表し、釧路市出身で北海道選手団の中村優選手(関西大、道教大附属釧路中出)が「これまで支えて下さった方々への感謝の気持ちを胸に、精いっぱい競技することを誓う」と宣誓し、大会に懸ける決意を示した。

 また、この日は午前8時からアイスホッケー成年とフィギュア少年男女の競技が始まり、それぞれの会場は熱気に包まれていた。

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