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室蘭民報

福呼ぶ恵方巻き、市内の各店舗が「味ある商戦」【室蘭】

商品に先立ち、ポップやポスターが展示されているコーナー=30日午前10時半、イオン室蘭店

 2月3日は「節分」。今年は東北東の方角を向いて恵方巻きを食べると縁起が良いとされている。室蘭市内の大型店や寿司(すし)店では、豊富な具材を包み込んだ恵方巻きに加え、アニメとコラボした商品が登場するなど盛り上がりを見せる。一方で近年、売れ残った恵方巻きの「食品ロス」が問題視されている。食品廃棄を出さないように関係省庁が通達を出し、各店舗がそれぞれの対応を取っている。

 イオン室蘭店(東町)では、春を感じる菜の花や桜エビなど14種類の具材を包んだ「和風極太巻き」や、ヒレカツ巻きなど中巻き6種類がセットになった「中巻きハーフセット」が人気を集めている。「ドラえもんのなかよしえほうまき」は、どら焼きの皮やツナマヨネーズが包まれ、子どもが喜ぶ恵方巻きも販売している。

 例年、廃棄ゼロの同店では「時間帯で区切り、しっかりと調整をする。例年の販売本数を参考にした製造計画を基に、今年も廃棄ゼロを目指す」(売り場担当者)という。

 室蘭プリンスホテル(中央町)では、受注販売のみの対応で、事前予約が必要。二つの恵方巻きのセットを用意し、Aセットは卵焼きやカンピョウ、キュウリなど定番の具材が入った招福巻き、エビフライ巻き、海鮮巻き。Bセットはまぐろ巻き、ヒレカツ巻き、サーモン巻き。3本セットで各600円。予約はきょう1日までに同ホテル、電話0570・026576へ。

 わかさいも本舗(本社洞爺湖町)が運営する回転寿司「ちょいす」の各店舗では、当日も販売する。定番の恵方巻きのほか、新鮮な海鮮物がたっぷりと入った「節分巻き」など豊富。同社の担当者は「前年のデータを参考にし、必要な分だけしか作らないので、夕方には売れ切れになる場合もある。数量限定のため、ご購入を考えている方は早めにご来店を」と呼び掛けている。

 「手作り派」の家庭も多くある。日の出町に住む30代の主婦は「夕方にスーパーに行くと、恵方巻きが山積みになっている売り場を見たことがある。閉店までにどれだけ売れるか分からないが、廃棄になってしまうのはもったいない」との声もあった。「わが家では、好きな具材を入れ、食べられる分だけ作ります。子どもも一緒に巻くので、喜んで食べてくれます」と話していた。

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