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遺族の悲しみ怒り消えず 厚真の猟銃死亡事件から5年
苫小牧民報 - 2016/02/04 15:25
事件当時の新聞記事を眺める義博さん(右)と勝子さん。犯人の自首を静かに待っている
 2011年2月、厚真町桜丘の山林で間伐作業中の作業員新渡戸勝彦さん(当時45)=安平町=がライフルの銃弾に当たって死亡した事件は、未解決のまま4日で発生から5年を迎えた。苫小牧署は捜査を続けているが、依然として犯人につながる有力情報はない。「このままでは、死に損。名乗り出ない犯人はどんな心境でいるのか」。5年が経過した今も、残された遺族の悲しみは消えることはない。

 「まさか5年もたつなんて」。安平町に住む勝彦さんの父義博さん(73)と母勝子さん(72)、妻の泉加里さん(49)は事件の風化を懸念する。事件当時、現場では、犯人の可能性がある2人組や車の目撃情報もあり、「犯人はすぐに見つかる」との遺族の期待は裏切られた。

 事件後、同署や道警本部は業務上過失致死容疑で捜査を開始。1年間に延べ約8500人の捜査員を投入し、現場一帯の山林で銃弾を捜索した他、道内の猟銃所持者全員の約6300人から聴き取りも行った。犯人が道外在住者の可能性もあるため、フェリーターミナルでの検問やレンタカー会社への照会なども展開したが、有力な手掛かりはつかめなかった。

 義博さんは「まだ生きているんじゃないか、そんな思いがあった」と事件後のつらい日々を振り返り、勝子さんも「犯人に名乗り出てほしい。どんなに月日がたっても、その思いは変わりません」と、悲劇を伝える当時の新聞記事を眺め、そうつぶやいた。

 事件の3年前に結婚した勝彦さん。妻や娘との幸せな日々は、たった1発の銃弾で奪われた。泉加里さんは「犯人がのうのうと暮らしていると思うと、本当に腹立たしい」と唇をかんだ。毎日仏壇に手を合わせて学校に向かう娘の姿を目にし、犯人への憎しみと悲しみで胸が張り裂けそうになることがあるという。

 最愛の息子、夫、父親を突然失った被害者遺族。「良心が残っているのであれば、自首してほしい」。同容疑の時効(10年)成立まで残り5年。勝彦さんに事件解決を報告できる日が早く訪れるよう祈っている。

 厚真猟銃事件 2011年2月4日午前9時50分ごろ、厚真町市街地から北東約10キロの山林で、安平町早来の林業作業員新渡戸勝彦さんが倒れているのを別の作業員が発見した。死因は、ライフルの弾丸が右脇腹から左胸を約30度の角度で貫通したことによる失血死。現場から約200メートル離れた町道で、青色系レジャー用多目的車(RV)で走り去るハンター2人が目撃されている。

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