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伊達市大滝区に道内初の公設給油所がオープン【伊達】
室蘭民報 - 2017/09/09 16:24
開設式典でテープカットする菊谷伊達市長(中央)、北海石油の野口代表取締役社長(左から2人目)ら
 伊達市は8日、同市大滝区に公設の給油所をオープンさせた。同区内で唯一の給油所が今年3月末に閉鎖し、最寄りの施設まで約25キロあることから、市民生活を守ろうと再開を決めた。設計費を含め8千万円弱をかけて整備した。運営は指定管理者に委託する。公設の給油所は道内初。

 開設式典で菊谷秀吉市長は「行政が給油所を設置するのは時代の趨勢(すうせい)といえる。大滝の人にとって利用しがいのある給油所にしたい」と思いを語った。経営する北海石油(室蘭市)の野口邦夫代表取締役社長は「給油所がなくなっては困ると聞いて、ならばやろうという思いだった。地域を裏切らないよう頑張りたい」と決意した。

 道内では上川管内占冠村が2013年(平成25年)に閉鎖された給油所を買い取り、NPO法人が指定管理者となって今秋、再開の予定。資源エネルギー庁によると、全国では和歌山県すさみ町や愛知県豊根村も同様の手法で給油所を経営している。
報道陣の注目が集まった来店第1号の給油作業=8日午前
◆―― 地域住民、冬場も安心

 人口減少などで給油所が閉鎖する「給油所過疎地」が増え、冬場の燃料確保に懸念が広がる中、8日午前、伊達市大滝区本町にオープンした給油所「大滝サービスステーション(大滝SS)」は公設という全国でも珍しい運営形態として注目を集めている。

 大滝SSは1966年(昭和41年)に開設の個人経営の給油所がルーツ。近年は、とうや湖農協が営業していたが、利用者減と施設の老朽化が進み、施設更新費に数千万円がかかるため、3月末限りの閉鎖を決めた。このため市が同一地に給油所の整備を決めた。

 旧給油所解体後の敷地約500平方メートルに、給油設備と鉄骨造り平屋の事務所を設けた。国の地域エネルギー拠点整備交付金約1500万円の採択を受け、5月に本格着工、8月に完成した。市から施設の無償貸与を受けた指定管理者の北海石油が経営する。指定期間は2026年3月末までの約8年8カ月間。

 取り扱う油種はレギュラーガソリンと軽油、灯油。人員は給油所2人、配達1人の3人態勢。従来と比べ敷地が広がり、大型車が利用しやすくなった。日曜も営業し、洗車機を新設するなどサービスは向上する。

 給油所が地域から姿を消した5カ月間、住民は、壮瞥町滝之町にある給油所まで片道25キロ、往復1時間弱をかけた給油を余儀なくされた。埋設タンクの変更などで開設日が当初の8月から約1カ月遅れ、万一に備え、ガソリンの携行缶を買い求める人もいた。

 この日、関係者を除いて第1号の来店者となった後志管内真狩村の北山博さん(74)。区内の福祉施設にいる母親を訪ねる途中に立ち寄った。「大滝周辺には給油所が少ないので、この位置にあると助かります」と実感を込めた。

 給油所には、停電になっても地下の埋設タンクから燃料をくみ上げられる非常用設備を備え、災害時のライフライン供給拠点としての役割も期待されている。

 大滝区は昨年8月末の台風10号で、停電が3日間続き給油所の機能は止まった。安藤明大滝総合支所長は「冬が厳しい大滝では、冬場に灯油が供給できないのは死活問題。安心感は格段に増す」と話す。

 4月に人口1千人を割り込み人口減が続く大滝区にあって継続した経営を不安視する見方もある。開設に当たり、同社は区内の個人宅と事業所約580軒を一軒ずつ訪ね歩き、要望などを聞いて回っている。

 菊谷市長は「今までは(お客が)来るのを待っているだけだった。できることはあるはず」。野口社長は「給油をしなくても気軽に立ち寄れる給油所を目指したい」。所長の蝦名幸司さん(60)は「地域に密着したサービスを提供したい」と決意した。

 大滝SSは午前8時~午後7時。休みは年始のみ。電話0142・68局8111番。開設キャンペーンは10日まで。
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