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稚エビ21,000尾放流 資源増大へ3年目【根室】
根室新聞 - 2017/09/13 09:00
11日に1万1,000尾の稚エビの放流を行った
 今年で3年目となる市水産研究所でのホッカイシマエビの種苗生産で、5月下旬から生産されていた稚エビが11日午前、根室漁協栽培センター前地先に放流された。今年は体長3センチほどに成長した2万1,000尾の稚エビが生産され、先週、豊里地先と落石漁港内にそれぞれ5,000尾を放流。この日は残りの1万1,000尾の放流が行われた。

 ホッカイシマエビの種苗生産は、漁業者からの要望や、これまで主として取り組んできた花咲ガニの種苗生産で、近年、安定した種苗生産技術も確立されたことや、中間育成しなくても生産直後の2ミリの稚ガニ放流でも効果が期待されることが分かってきたため、中間育成に使用していた水槽の有効活用を含めた取り組みとして今年で3年目となる。

 今年は5月にオホーツク沿岸および太平洋沿岸で抱卵した親エビ160尾を確保し、水槽14基に収容。6月上旬にふ化が始まり、3カ月間飼育し、2万1,000尾の稚エビが生産され、生残率は30パーセントとなった。

 この日は午前9時半から市水産研究所で根室漁協職員ら6人が稚エビの搬出作業を行い、午前11時ごろに漁船に積み込んで、根室漁協栽培センター前地先に放流した。

 工藤良二水産指導主幹によると、今年は天然の水温と同じ条件で飼育する方法で実施し、飼育初期は6度前後で、放流する9月には17度で管理。安定した放流尾数を確保するためには、より天然に近い水温での飼育が望ましく、コスト削減にもつながり効果的だが、今年は例年に比べ春先の水温が低く、ふ化直後の成長が低水温によって若干遅くなり、のちの生残にも少なからず影響したとみられる。

 また、基本的な飼育方法は見いだされつつあるが、生残率が20~40パーセントとやや低く、さらなる生残率アップを目指す必要がある。生産技術の開発については、給餌の種類や着底基質の改良など新たな飼育方法もすでに検討されているという。

 今後の課題として、直接水揚げに反映されるほどの放流ができておらず、さらなる生産拡大を目指した技術開発、漁獲されるまでの生き残り個体把握のため、新たな標識技術の開発も同時に進めていかなければならないとした。

 さらに、今後はより資源に添加されやすい放流手法も検討し、「安定した生産体制の構築と、継続した放流事業の展開を目指していく」と話した。今後は生残率6割、3万尾の放流を目標に取り組んでいく。
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