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口蹄疫で全国総文祭辞退 鹿追高演劇部員が自主公演【鹿追】 |
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十勝毎日新聞 - 2010/07/27 14:34 |
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 |  | | カーテンコールで一列に並んであいさつする部員。感極まって涙する重村部長(右から4人目) |  | 十勝への口蹄(こうてい)疫侵入を防ごうと、宮崎県で開催される「第34回全国高校総合文化祭」(総文祭)の出場を辞退した鹿追高校演劇同好会(重村梓部長、9人)の自主公演が26日午後6時半から帯広市民文化ホールで開かれた。総文祭辞退の悔しさを胸に、精いっぱいの舞台を披露した部員に300人の来場者から大きな拍手が送られた。自主公演の様子はビデオ収録し、総文祭で上映される。
上演作品「平成21年度北海道然別高等学校演劇部十勝支部演劇発表大会参加作品」は顧問の井出英次教諭が脚本を手掛けた。発表会の本番直前に大半の部員が食中毒になり、残った2人がさまざまな人の助けを借りながら上演にこぎ着けるストーリー。舞台裏で悪戦苦闘する部員の姿を面白おかしく描き、会場からは何度も笑いが起こった。
カーテンコールでは部員が一列に並び「ありがとうございました」と深々と頭を下げ、重村部長が「宮崎でできないのは悔しいけど、最高の舞台ができました。今日は見てくださって本当にありがとうございました」と涙ながらにあいさつすると、会場は温かな拍手に包まれた。
演劇部員を演じた木幡有紗さん(1年)は「(出場できず)残念な気持ちもあったけど、すっきりした。気分は最高です」と晴れやかな笑顔。後輩の雄姿を見るため釧路市から駆け付けた同同好会前部長の上村牧さんは「練習を一度見たけど、そのときよりパワーアップしていた。いい演技だったので出場辞退がなおさら残念に思える」と涙を浮かべて後輩をたたえた。
鹿追高の菅原浩校長は「感無量。周りの支えで公演ができ、生徒は全国大会以上のしあわせな経験ができた」と感激の表情。井出教諭は「全国で上演できなかった部員の姿は期せずして芝居の中身と重なった。全国大会の機会を与えられなかったのは申し訳ないが、多くのお客さんに見てもらえて一つの区切りになった。次に向けスタートを切るしかない」と語った。
<鹿追高校演劇同好会> 創部3年目で初出場した昨年の全道大会で最優秀賞に輝き、総文祭の切符を手にした。4月には新入生を迎え、全国の舞台に向けて練習を積んできたが、高文連十勝支部は5日、十勝の酪農への影響を考慮し出場自粛を決定した。本番の舞台には立てないが、ビデオ上映で同同好会の演劇を全国の人に見てもらおうと自主公演を企画。24日には管内高校の演劇部員が市内でチラシ配りをしてPRに一役買った。 |
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