北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

十勝毎日新聞

絶品動画に25万人舌鼓 料理人 鈴木さん「中華一筋」【帯広】

 中華料理人の鈴木邦彦さん(54)が更新を続けるYouTube(ユーチューブ)チャンネル「中華一筋」が好評だ。チャンネル登録者数は25万人を超え、9月末には初の著書「読めば読むほどウマくなる!中華一筋のべっぴん絶品料理」(大和書房)も出版した。鈴木さんは「中華料理人を志す人が減る中、少しでも関心を持つきっかけになればと思い始めた。今後も発信を続けたい」と意気込んでいる。

初の著書(左)と自身のYouTubeチャンネルについて語る鈴木さん

 鈴木さんは1966年帯広市生まれ。啓西小、第五中、帯広農業高、専修大学北海道短期大学(美唄市、当時)卒。横浜中華街の中華料理店で修業を積み、91年から父が創業した現在の店で勤務している。

 鈴木さんは料理人を目指す人が減る中、中華料理を志し、さらに帯広で働く人がほとんどいないことを課題に感じてきた。かねて日本中国料理協会帯広支部長を務めるほか、同協会の会員を紹介する手製の冊子を昨年までに7号配布するなど業界の盛り上げに奔走してきた。

 そんな中、昨年1月からYouTubeで動画投稿を開始。最初は収益化のラインとされる登録者1000人を目指そうと始めたという。大量の食材を仕込む厨房(ちゅうぼう)の風景を淡々と流す、気取らない動画が評判を呼び、国内だけでなく台湾や米国からの反響もあった。朝から夜まで業務に追われる中、動画撮影から編集をスマートフォンで済ませ、午前の仕込み中に数十分で終わらせる。鈴木さんが撮影で作った料理を、厨房スタッフがまかないとして食すシーンも動画の名物になった。

 YouTubeでの反響を受け、大和書房から出版の依頼があり、今年7月ごろから本の執筆に没頭した。動画の概要欄につづってきた軽快な文体を軸に、調理法だけでなく、料理にまつわる、よもやま話も記した。「書きものをするのは嫌いじゃなかった」(鈴木さん)と話すように、協会で作ってきた冊子作りが思わぬ形で役立った。

 書籍は発売早々、重版が決まり、1万部近くが出版されることになった。Amazonの中華料理のカテゴリー内ではベストセラー1位(11日時点)になっている。鈴木さんは「これからも毎日投稿する動画の中で厨房の素の日常を見せ、中華料理に興味を持ってくださる方を地道に増やしていきたい」と話している。

関連記事

十勝毎日新聞

「あずき茶」紙製容器で JA十勝清水町とばんえいコラボ【清水】

 JA十勝清水町(氷見隆雄組合長)は、町産ブランド小豆を100%使った、初のカートカン(紙製円柱容器)の飲料「焙煎(ばいせん)あずき茶」を1日に発売した。ばんえい十勝とコラボしたデザインで、同JA...

十勝毎日新聞

ビーツサイダー フロートに 幸福駅【帯広】

 帯広市内の旧国鉄広尾線幸福駅のカフェ「幸福村」(三浦直美代表)は、地サイダー「帯広ビーツサイダー」を使ったフロートを販売している。  地サイダーを企画する、とかちリージョナルネットワーク(帯...

十勝毎日新聞

余剰豆乳で充填豆腐 中田食品「あったらラッキー!?」【帯広】

 十勝産大豆での豆腐づくりにこだわる中田食品(帯広市、貴戸武利社長)は、製造過程で発生する余剰豆乳を使った新商品の充填(じゅうてん)豆腐「ちょびきぬ」を3日から、音更町のスーパー・ハピオ木野で...

十勝毎日新聞

PB牛で初商品「十勝四季彩牛レトルトカレー」 佐々木畜産【帯広】

 佐々木畜産(帯広市、佐々木章哲社長)は、グループで飼養するブランド牛「十勝四季彩牛」を使ったレトルトカレーを商品化し、本社工場に隣接する直売コーナー(西24南1)を中心に販売している。同牛を使っ...

十勝毎日新聞

地サイダー「新名所に」 駅に自販機 全9種【帯広】

 十勝地サイダー研究会(林秀康会長)は26日午前、JR帯広駅改札西側に設置した地サイダー専用の自動販売機1台と新作地サイダーのお披露目会を同駅で開いた。関係者は地サイダーの新たな販路や帯広駅の新...