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日高報知新聞

2年ぶりに2歳馬の育成展示会が開催 JRA日高育成牧場で【浦河】

来場者が熱心に馬体をチェックした育成馬の比較展示

 浦河町西舎の日本中央競馬会(JRA)日高育成牧場で13日、同牧場が育成調教してきたサラブレッド2歳馬の育成馬展示会が開かれ、58頭の展示(4頭欠場)や騎乗供覧で育成と調教成果を披露した。昨年は新型コロナウイルス感染の警戒から展示会を中止しており、2年ぶりの開催。

 育成馬展示会は、生産育成研究のためJRAが昨年、各地の1歳馬市場で購入した馬と日高育成牧場の生産馬。展示馬は27日に中山競馬場でJRAが主催する育成調教馬のセリ「第17回ブリーズアップセール」に宮崎育成牧場の育成馬22頭とともに上場し、中央競馬の馬主に売却する。

 JRA育成馬はこれまで多数の中央競馬重賞優勝馬が誕生している。2007年の日本ダービーなどGⅠを7勝した名牝馬のウオッカ、2008年のGⅠ・朝日杯フューチュリティステークスで優勝したセイウンワンダーのほか、昨年も牝馬のエイティーンガールがGⅢのキーランドカップで優勝するなど多数が活躍中。

 展示会場には生産・育成を中心に多くの関係者が来場し、昨年末から騎乗調教で鍛えられた馬体を披露した。また、3月に着任した石丸睦樹場長は、馬用運動マシンのトレッドミルの積極的な活用で馬体強化を図ってきたことを紹介した。

 展示馬のうち49頭は隣接の1600メートルトラックで騎乗供覧し、1ハロン(200メートル)を12秒前後で力強く駆け抜ける馬もいて、育成と調教成果をアピール。来場者も各馬に熱い視線を注いでいた。

 展示馬は、近く中山競馬場のセールに向け移動。今年のブリーズアップセールの競りは会場とインターネットで行い、会場参加者は馬主に限定。売却後は美浦(茨城県)、栗東(滋賀県)の各トレーニングセンターや育成牧場に移り、多くは中央競馬のデビューに向けて本格的な調教に入る。

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