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苫小牧民報

白老の魅力を発信 おもてなしガイドセンター発足 観光振興に一役

白老町の観光ガイド養成講座を受講した有志らが14日、「白老おもてなしガイドセンター」を立ち上げた。旅行者に豊かな自然やアイヌ文化など白老の魅力を発信する組織。町民17人が会員となり、まちの観光振興の一翼を担うガイドサービス活動を展開する。

白老おもてなしガイドセンターを旗揚げした設立総会

 センター設立を企画したのは、町が地方創生交付金を活用して2019、20年度に実施した「おもてなしガイド人材養成講座」で学んだ町民有志ら。アイヌ文化、歴史、自然の各コースで身に付けたガイドのノウハウを生かして実践する。

 講座修了者の17人が活動に加わる意思を示し、14日夜に白老コミュニティーセンターで会員や来賓ら関係者20人余りを集めて設立総会を開催。準備会代表の岩城達己さん(66)があいさつで「まちの魅力を発信し、旅行者にまた白老に来たいと思ってもらえるよう取り組みたい」と述べ、戸田安彦町長と福田茂穂白老観光協会会長が町民による観光振興の活動に期待を寄せた。

 サービス提供の仕組みは、白老観光協会事務所内に置くセンター事務局が旅行者の依頼を受け、ニーズに応じて登録会員を派遣。白老のアイヌ文化や歴史的スポット、ヨコスト湿原、ポロト自然休養林など優れた地域資源を生かした観光ガイドのサービスやプログラムを旅行者に提供する。

 21年度は、旅行者を案内するルートの確立や説明内容を統一する作業を実施。アイヌ民族の物語が残る虎杖浜のアヨロ周辺など、ガイドの知識を深める勉強会も企画する。今年度は試行期間に位置付けてガイド料を無料とし、登録会員も無償ボランティアとして活動。会員の拡大も目指す。

 一方、町はガイド人材の育成やスキルアップに向けて、自然コース・歴史コースの座学と実地研修、シミュレーションツアー、話し方講座などを企画し、活動を後押しする。

 センターは案内ルートの開拓やプログラムの開発も進め、メニューの充実化を図る。将来的にガイド料を設定し、活動に当たる登録会員に還元する。

 地元観光業界は、旅行者の滞在型観光を促したり、リピーターを増やしたりするセンターの役割に注目。アイヌ文化発信拠点・民族共生象徴空間(ウポポイ)を核とした観光のまちづくりを目指す町の期待も大きく、総会の役員選出で代表に就任した岩城さんは「ガイド自身が楽しめる活動を行い、白老の地域活性化につながれば」と話した。

 岩城代表を除く役員は次の通り(敬称略)。

 ▽副代表 大橋一夫▽監事 佐々木利昭、加藤公章▽事務局長 松本曜子

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