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函館新聞

函館・渡島で続く感染 予断許さず【函館】

 北海道に出されていた新型コロナウイルスの緊急事態宣言は21日に解除となったが、函館市内では新規感染がゼロだった5月16日(発表日)以降、36日連続で感染者を確認している。また、渡島管内でも同月31日以降計22人の感染が判明、クラスター(感染者集団)も1カ月間で函館で3件、渡島管内で3件発生するなど、依然としてウイルスの広がりに予断を許さない状況が続く。市立函館保健所は「家庭内や職場での感染が新たな感染を生んでいるのが現状。気を緩めず、予防対策の基本を徹底して」と呼び掛けている。

 同保健所によると、新規感染者の多くは調査の結果感染経路が判明しているといい、「市中感染や爆発的な広がりを見せる可能性は低い」とする。また、多くのケースで家庭、職場で感染したとみられるとした上で「大人が(ウイルスを)家庭に持ち込み、子どもにうつしたと考えられるケースが目立つ。実際にマスク着用や手指消毒など対策を取っている学校で感染が広がった例は少ない」と分析している。

 また、緊急事態宣言解除による流行地との往来の増加も感染拡大の懸念材料。同保健所は「ワクチン接種のペースは今後加速していくと考えられるが、打ったからといって感染しないということはない」とした上で「宣言解除後のイベント参加や、市外との往来の際はマスク着用など感染予防対策を徹底してほしい。可能であれば、流行地との往来は極力控えてもらいたい」と注意を喚起している。

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