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室蘭民報

プリンスホテルの元総料理長・田村幹雄さん 柏木町に「時金食堂」開店【室蘭】

地域住民のために食堂をオープンした田村さん

病乗り越え新たな一歩

 室蘭市柏木町のバス通りに面した住宅街で、ホテルの総料理長として長年活躍してきた田村幹雄さん(65)が1日、食堂をオープンした。その名は「時金(ときかね)食堂」。病を乗り越え、食事をする場所が少ない地域のために貢献したいと新たな一歩を踏み出した。

 田村さんは室蘭プリンスホテル(中央町)で和食の料理長、総料理長を歴任した腕前の持ち主。優良調理師として2013年度(平成25年度)には道社会貢献賞を受賞するなど、日本料理界の発展に尽力してきた。

 19年に脳梗塞で倒れ同ホテルを退職したが、懸命なリハビリのかいあって回復。つないだ命を役立てたいと考えていたところ、兄で市議の田村農夫成さん(72)の勧めもあって開店を決めた。

 道南バス「中学校入口」停留所の目の前に建つ、両親の自宅だった民家を改装した店内に、4人掛けのテーブル席を5卓設けた。窓からは季節によってツツジやシャクナゲの花でいっぱいになる美しい庭と池を眺めながら、食事することができる。

 メニューは、そばやうどん、丼物、カレーライスなど16品。おおむね千円以下の価格帯で提供する。看板料理は、岩見沢名物・駅前釜めしの味を完全再現した「釜めし定食」(1200円)。ホテル時代に好評を博した自慢の一品だ。洞爺湖産米を使い、鶏肉にタケノコ、シイタケをしょうゆとだしでオーソドックスに味付けした。「そば三昧」(700円)は3種類のそばの食べ方を楽しめる創作料理。いなりの皮にそばを詰めた「そばいなり」に、とろろそばと山菜そばが並ぶ。いずれも幌加内産のそばを使っている。

 7日午後、会員制交流サイト(SNS)の口コミを見て来店した市内八丁平の中村奈緒美さん(56)は、天ぷらそばを注文。「だしが効いていてとてもおいしかった。また来ます」と、リピーター宣言した。

 約4千平方メートルある広大な庭はかつて「田村庭園」の名で一般に開放され、住民に親しまれてきた。当時、園内にあった時計台の看板に刻まれた言葉「時は金なり」から店名を付けた。田村幹雄さんは「両親が残した庭園を守っていきたい。きれいに整備し、再び住民の交流や憩いの場にしたい」と思い描いている。

 営業時間は午前11時~午後2時。7月中は無休。テークアウトと出前は午後3時、配達は同6時まで。

 注文、問い合わせは同店0143・55局8573番へ。

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