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函館新聞

「おでかけリハビリ」18年度参加者900人、前年の2・3倍に【函館】

ボランティアの高校生と一緒に買い物を楽しむおでかけリハビリの参加者(2018年8月)

 函館、近郊の商業施設での買い物やレクリエーションを通じて高齢者の健康増進に役立ててもらう「おでかけリハビリ(おでリハ)」の2018年度の参加者が、延べ約900人に達する見通しとなった。リピーターの多さで、取り組みが始まった17年度の2・3倍となり、事業を進めるおでかけリハビリ推進協議会(松田悌一会長)は、新規利用者の増加に向けてPRに一層力を注ぐ方針だ。

 17年4月に函館朝市で始まったおでリハは、高齢者の介護予防と商店街の活性化が主な狙い。

 実施会場は徐々に拡大し、今年度はテーオーデパートやイオン湯川店など7会場で3月末までに延べ80回の開催を予定。個人参加に加え、町会や介護施設などこれまでに25団体が利用し、今年度のリピーター率は80%を超えた。

 購入金額1000円ごとに1枚与えられ、10枚で500円分の商品券に交換できる「おでかけコイン」も好評。参加者の買い物による今年度の総売上高の推計は、初年度の倍となる約200万円となった。高齢者の買い物などを介助するボランティアは60代を中心に7人が在籍し、取り組みを支えている。

 8日に函館朝市ひろばであった同協議会の全体会議には約20人が出席し、今後の展開について意見交換した。平山医院(東雲町)の理学療法士で同協議会の竹内光副会長は「商業施設が賛同し、手を上げてくれたことが大きい」とした上で、新規利用者の開拓に向けて「広報活動が課題になる」と指摘した。

 同協議会は今後、介護施設への案内の配布のほか、自治体の広報誌への掲載も検討し、幅広く参加者を募る考え。人手不足が深刻な介護業界に対しては、スタッフを派遣する新たなビジネス展開も視野に入れ、高齢者の外出をサポートする。

 松田会長は「おでリハが高齢者にとって、コンビニに行くかのように自然習慣の一部となる仕組みを目指したい」と話している。

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