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室蘭民報

市長選で青山陣営緊張高まる、川畑氏は市民の声反映へ【室蘭】

青山剛氏

川畑悟氏

 室蘭市長選の告示まで1カ月に迫った。道議選室蘭市区(定数2人)に出馬表明していた前道議の川畑悟氏(47)が、市長選に出馬する意向を固め、現職の青山剛氏(41)との一騎打ちの見通しとなった。青山氏の陣営は冷静に受け止めるが緊張が一気に高まり、市内の団体も動向を注視している。

 無投票3選が見込まれていた中で、青山後援会の荒谷信幸幹事長は「選挙戦があることを前提に着々と活動をしている」と冷静な受け止め。月内に予定する公約発表に向け詰めを急ぎ、支持者らを集めた「決起集会」の開催準備も進める。

 青山氏は現職として2期8年の実績を強みに「誇り輝く室蘭」を掲げ3選を目指す。公務の合間を縫って町会の会合に出席、商店街のあいさつ回りに励む一方、室蘭商工会議所の政治団体「日本商工連盟室蘭地区連盟」や連合室蘭などの推薦を受け、地元企業などの支持固めを図っている。

 川畑氏は、現市政への市民の不安、不満の声を聞き市長選に挑む。商店街振興やフェリー航路の活性化、市立室蘭総合病院の再評価を重点政策に据える見通しで、対立軸を明確にする。

 政党や組織に頼らない草の根で支持拡大を目指し個人、企業へあいさつ回りを本格化。住民との懇談会や政策要望会開催も計画する。同級生グループや企業、市OB、一部市議らが支援し、後援会幹部は「市民の反応は良い。不満を抱える市民が多い証拠」と手応えを語る。中央町に事務所を構える予定で、公約の取りまとめなど準備を進める。

 共産党など8団体による政治団体「明るい室蘭市政をすすめる会」の田口清英代表は「本気でまちの将来を考える政策論争を期待する」とし、2氏への推薦や支持は「質問状を送り返答を精査し判断する」考え。

 市民や一部市議、企業関係者から出馬を打診されていた室蘭工業大学教授の清水一道氏(57)は「大学の仕事も道半ばの状態」と固辞したことを明らかにした。

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