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函館新聞

バニラ・エア最終運航 就航から約2年で20万人超が利用【函館】

函館へ向かうJW953便の乗客を見送るバニラエアの社員ら=30日、成田空港で(提供)

 格安航空会社(LCC)バニラ・エア(千葉県)の函館―成田線が30日、最終運航を迎えた。  函館と成田を結ぶ定期便として、1日1往復運航。最終日となるこの日は、往路(成田―函館)で142人、復路(函館―成田)で145人が搭乗した。

 同社によると、2017年2月19日の運航開始から最終30日までの総運航便数は1448便、総提供座席数は26万640席で、旅客総数は20万1175人。井上慎一社長は「運航開始からこれまで20万人を超えるお客さまにご搭乗いただいたことに感謝したい」としたうえで、LCCのピーチ・アビエーション(大阪府)との経営統合が進む中、「函館が魅力ある就航先であることは変わらない。引き続き地元自治体などと連携し道内就航地点について、函館を含め検討したい」とした。

 首都圏から観光客を呼び込むうえで重要な路線だったことから、地元経済界からは運休を惜しむ声もあがっている。函館商工会議所の久保俊幸会頭は「寂しい限りだが、バニラとピーチが一つになって新しい形になるので、運航再開を期待している。新幹線と同じく航空路線も重要。市と協調し、路線開設への陳情や支援策を考えていきたい」としている。

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