北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

日高報知新聞

アポイ岳山開き安全祈願【様似】

【様似】一帯がユネスコ世界ジオパークに認定されているアポイ岳(810・5㍍)の山開きと登山口のアポイ山麓ファミリーパークが13日オープンし、町と町観光協会は安全祈願祭でシーズン中の無事故と無災害を願った。

 アポイ岳は国の特別天然記念物指定の高山植物群落があり、4月のこの時期、8合目から上はまだかなりの雪が残る。大型連休以降から本格的な登山シーズンを迎え、春から夏秋にかけヒダカソウやエゾコウゾリナほか、同岳だけで見られる固有種を含め貴重で多彩な高山植物が花開く。

 平成27年秋に同岳を中心とした一帯がアポイ岳ユネスコ世界ジオパークとして認定を受けてから、登山者も1万人弱にまで増加。ただ、昨年は天候不順や9月の胆振東部地震などの影響で、登山客は2000人ほど減少(2018年登山簿記入者7151人)しているという。

 山麓にはジオパークの拠点となるアポイ岳ジオパークビジターセンターがあり、周辺にキャンプ場やゴーカートなど家族がそろって楽しめるファミリーパークが広がっている。

 祈願祭には坂下一幸町長をはじめ、日高振興局や浦河警察署、町議、陸自静内駐屯地、町商工会、自然保護監視員、ボランティアサークルなどから約30人が出席。ビジターセンター横の「幸せをもたらすアポイの鐘」の前で神事による祈願を行い、出席者が祭壇に玉ぐしをささげシーズン中の無事故を願った。

 祈願祭後、坂下町長は「無事故でシーズンを終える事を願うが、町が対応できない場合は協力を」と参加者に要望。また、「様似町は地球から素晴らしい宝物をいただいており、ジオパークとして取り組んでいるが、今年は夏ごろに4年に一度の世界ジオパーク再認定審査がある」と説明。昨年の日本ジオパーク再認定審査でジオパークの取り組みに課題ありとして「条件付き再認定(2年間)」のイエローカードを受けているため、坂下町長は「ジオパークに関しては宿題を出され、課題の改善を図りたい」と話した。

 アポイ岳の残雪は例年より多く、この日の登山者は少なかったが、今年の4月末~5月上旬の大型連休は例年になく休日が多く、にぎわいそうだ。

シーズン中の無事故を祈願する坂下町長ら関係者

関連記事

苫小牧民報

ヒメマス大豊漁 釣獲数過去最多6万8206匹-支笏湖漁協

 支笏湖のヒメマス(支笏湖チップ)釣りが大豊漁となっている。千歳市と支笏湖漁業協同組合の調査によると、解禁後の1~15日に釣り上げた釣獲数は前年同期比83・8%(3万1101匹)増の6万8206...

苫小牧民報

安平川下流に遊水地 道が環境保全と治水対策

 苫小牧東部地域(苫東)を流れる安平川下流域の治水対策で道は、弁天沼を含む湿地帯約950ヘクタールの一部を対象に遊水地(河道内調整地)として試験的に整備する工事を今年度中に着手する。この堤防は洪...

苫小牧民報

激励受け、25キロ徒歩行進 候補生42人、基礎能力身に付け-陸自第7師団

 陸上自衛隊第7師団は指揮下にある第7特科連隊が担当する自衛官候補生課程の訓練、「25キロ徒歩行進」を公開した。北海道大演習場東千歳地区の経路を移動し、安全確認を励行しながら踏破する内容。途中で...

日高報知新聞

OBとの合同演奏も【浦河】

 浦河高校吹奏楽局(局員30人)の第23回定期演奏会が15日、浦河町総合文化会館文化ホールで開かれ、多くの聴衆を前に練習を重ねてきた5曲を演奏。第2部では卒業局員も加わり、現部員と息の合った合同演奏...

日高報知新聞

増収減益、2.7億円の黒字【浦河】

 日高信用金庫(本店・浦河町、大沼孝司理事長)の第97期通常総代会が17日、浦河町総合文化会館で開かれた。2019年3月期決算は前年度比で増収・減益となり、当期純利益は約7800万円減の2億716...