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釧路新聞

「海洋パイオニアスクール」高校生が藻場学習【標津】

標津町立標津高校(中川雅司校長、149人)は22日、町海の公園で2019年度「海洋教育パイオニアスクール」として生物の授業で藻場学習を行い、生徒は海草や藻場に生息する生物について理解を深めた。同スクールを実施するのは同校では初めてで、今年度の釧根管内の高校では唯一、同スクールを取り入れている。  

思い思いに海洋生物を採取する生徒たち

 同スクールは、学校教育の現場に海洋教育を推進しようとする全国的な取り組み。日本財団と東京大学海洋アライアンス海洋教育促進センター、笹川平和財団海洋政策研究所の3団体が企画している。毎年、計画を団体に送付し、選ばれた学校が年間30万円の補助金を受ける。  今回は同校3年生で生物学を選択している10人を対象に実施。北海道大学の教授で北方生物圏フィールド科学センター厚岸臨海実験所の仲岡雅裕所長が講師を務め、同大学の学生、院生がサポートに当たった。生徒らは藻やカジカの稚魚、ヒトデ、巻き貝などを次々採取、海の生物の多様性を実感していた。  採取作業後は仲岡所長が海の生物について「基盤は植物。植物が二酸化炭素と水で栄養分をつくる」「海の植物が林になって、小さい魚や生物が大きくなるまで身を隠せる場になる」などと説明。「食べられない動物、植物も役割はある。このことを覚えていてほしい」と伝えていた。  藻場で採取作業に当たった生徒会長の安住友伽さん(17)は「標津の海にこんなに生き物がいるとは思わなかった」と語り、「海の中の植物の働きは学ばないと分からない話。これからみんなに伝えていきたい」と話していた。  同校では今後、6月にホエールウオッチングを行うなど、年間を通じて海への理解を深める学習を続ける。

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