北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

根室新聞

ヒグマ目撃多発「山菜採りなど十分注意を」【根室】

 4月以降、ヒグマの目撃情報が相次いでいる。30年度は過去10年で最多の44件の目撃情報が寄せられたが、今年は25日までに11件と、すでに昨年同期を4件上回っている。幸い市内ではヒグマによる人身被害はないものの「コゴミなど山菜採りには十分注意してほしい」と話している。

 市農林課によると、25日午前6時ごろ、JR花咲線の別当賀駅から落石駅に向かって約3キロメートルの線路脇で子グマ1頭をJR運転士が目撃し、市に通報。子グマは落石東方面に立ち去った。この目撃情報で4月以降11件目となり、昨年同期を4件上回り、春先(4、5月)では過去10年で最高を更新した。

 出没が目立っているのは別当賀地区(4件)で、このほか落石東、湖南、川口地区が各2件、厚床の明郷地区が1件となっている。特に別当賀、落石東地区では子グマの目撃情報が相次いでおり、親子グマが徘徊しているものとみられる。

 30年度は春先から目撃情報が多発し、秋に入ってもドングリや山ブドウなどクマの食料となる果実の不作から、9月には2桁となる13件の目撃情報が寄せられ、目撃件数は44件で、21年度の28件を大きく上回り、過去10年で最多を更新。毎年、子グマの目撃情報があることから、生息数も「増えているのではないか」とみられている。

 山菜の王者ギョウジャニンニクはシーズンを終え、これからは、コゴミやワラビなどのシーズンに入る。道がまとめた平成元年から27年度までの「ヒグマによる人身事故被害発生状況」によると、この間34件あった人身事故のうち春の山菜シーズンである4、5月の発生件数は13件で、このうち半数以上の7人が死亡している。市では「山菜採りで入山する際は、ヒグマの目撃情報などを確認し、入山する際は家族に帰宅時間を伝えるなど対策を徹底してほしい」と話している。

22日の目撃情報をもとに建てられたヒグマ出没の立て看板

関連記事

日高報知新聞

伊勢神宮大宮司も出席【浦河】

 北海道神社庁と北海道神社総代会主催の第60回「北海道神社庁神社関係者大会」が、25日午後1時から浦河町総合文化会館で開かれる。道内神社の神職や氏子総代など関係者400~500人が参加し、伊勢神宮大宮...

日高報知新聞

減収減益も8期連続黒字【浦河】

 浦河町西舎の観光宿泊施設うらかわ優駿ビレッジアエル(西舎)を運営する「うらかわ優駿の里振興」(社長・池田拓町長)の第22回定時株主総会が21日、アエルで開かれた。昨年9月の胆振東部地震によるキャ...

根室新聞

ホッカイシマエビ約6万尾がふ化 種苗量産化へ研究5年目【根室】

 根室市水産研究所は、今年で5年目となるホッカイシマエビの種苗生産に着手している。現在、5月下旬から6月にかけてふ化した体長約1センチの稚エビが12基の水槽で飼育されている。今年も3カ月間飼育を...

室蘭民報

試される航路、宮蘭フェリー就航1年(下)【室蘭・宮古】

高まる存在価値・活発な地域交流を期待  「『海の道』がつながった市民交流のお手伝いをしたい」。室蘭市町内会連合会の沼田俊治会長は宮古市の自治会との交流を心待ちにしている。  宮蘭フェリー航...

室蘭民報

試される航路、宮蘭フェリー就航1年(中)【室蘭・宮古】

高規格「三陸沿岸道路」・全面開通は来年度予定  「三陸沿岸地域の産業振興に大きく寄与すると確信している」。岩手県の達増拓也知事が期待を寄せるのは、22日午後の県沿岸を縦貫する高規格道路「三陸...