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函館新聞

復刻版ようかん目差し、幻のインゲン植える【江差】

紅金時の種を植える懇話会メンバーら

 【江差】業界の枠を越えて江差町の活性化に取り組む「一×二×三業懇話会」のメンバーが11日、町越前町の畑で、インゲン豆「紅金時(べにきんとき)」の種まきを行った。紅金時は老舗菓子店の五勝手屋本舗(町本町)が半世紀ほど前までようかんの材料に使用していた品種で、同会では当時の味を再現したようかんを復刻したいと意気込んでいる。

 1870(明治3)年創業で来年150周年を迎える五勝手屋本舗は、江差を代表する銘菓「五勝手屋羊羹(ようかん)」で知られる。ようかんの原料は小豆が一般的だが、五勝手屋羊羹はインゲン豆を使用しているのが特長。紅金時は1960年代まで原料の中心だったが、病気などに弱いため姿を消していったという。

 懇話会メンバーで同店の小笠原敏文専務(46)は150周年を記念した取り組みとして、紅金時による復刻ようかんを作りを検討。道立総合研究機構中央農業試験場に紅金時の種が保存されていることが分かり、今回100粒を購入して栽培することになった。

 この日の種まきには約20人が参加。紅金時に加え、こちらもかつて原料に使用されていた「前川金時」100粒を町が所有する畑にまいた。今年秋に収穫した種は次年度の栽培に使用し、十分な収穫量が確保できれば、来年秋にも紅金時を使った「復刻ようかん」作りが本格化する。

 小笠原専務は「父の孝社長から紅金時の話を聞いていたので、いつか復刻版を作りたいと考えていた。懇話会メンバーをはじめ多くの人たちの協力によって夢の実現に踏み出すことができうれしい。この取り組みで江差を元気にしていきたい」と話していた。

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