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苫小牧民報

鉄道ファン感激 キハ183系内部を公開-安平・道の駅「あびらD51ステーション」

キハの運転席に座り、当時の雰囲気を味わう来場者

 安平町追分地区の道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」に保存している北海道仕様の特急車両「キハ183系」の一般内部公開が20日から始まった。初日は町内外から家族連れや鉄道ファンらが訪れ、運転室や客室を見るなどして車内の雰囲気を味わっていた。

 キハ183系は寒冷地向けに開発された赤とクリーム色の車体が特徴の特急型気動車で、国鉄時代から30年以上にわたって道内を走り続けた。昨年春に運用を終了し、廃車解体が予定されていたが、北海道鉄道観光資源研究会(札幌)がインターネットで出資を募る「クラウドファンディング」で、887人から総額1386万円の寄付を受け、JR北海道から2両を取得していた。

 公開に先立ち同日午前、同研究会から町への車両引き継ぎセレモニーが行われ、同研究会の永山茂代表から及川秀一郎町長に車両引渡書が手渡された。永山代表は「100年以上にわたる鉄道の文化を後生につなげていくのがわれわれの役割。愛好家団体の声に耳を傾け、展示、保存までこぎ着けてくれた安平町に感謝したい」と言い、「交流人口の拡大、観光の利活用など地域の活性化に役立てていただけたら」と期待を寄せた。

 この後、内部公開が始まり、来場者は車内の様子を写真に収めたり、実際の運転席に座って、レバーを触るなどして車内を堪能していた。室蘭市から訪れた山本卓さん(43)は「めったに見られるものではないので非常に感動した。メーターなどの計器が多く、今の車両より運転するのが大変そうだ」と喜んでいた。

 客室内をお披露目する「通常公開」(午前9時~午後6時)は10月31日までしている。

内部公開に先立ち行われた車両の引き渡しセレモニー

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