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室蘭民報

室工大の大規模実証が本格化…新消石灰、全国に発送【室蘭】

順調な製造が続く室工大の多機能消石灰プラント

 室蘭工業大学と道内企業チームによる多機能粒状消石灰の開発事業が3年目を迎え、全国での大規模実証実験が本格化している。同大の製造プラントでは、既に11・7トンを製造、出荷した。道内に加え宮崎県の農業者向けも順次発送に入っている。

 同事業は、家畜伝染病対策で畜舎入り口などにまく消石灰に着目。効き目が色で分かり長寿命で、風にも飛び散りにくい新しい消石灰の開発に取り組んでおり、3年目となる本年度は全国での大規模実証に入っている。

 具体的には、新消石灰を実際に試すモニターを募集。無料で1件当たり20キログラムを送付しアンケートに答えてもらう。

 今回の実証への参加は26日現在、道内が167件。宮崎県は50件で、今後毎月50~100件の出荷を予定する。道内ではむかわ町をはじめ、胆振が40件と最も多く、次いで釧路、十勝と続く。白糠町が中心となり釧路地域でPRを進めており、道東方面の普及に力を入れている。最終的に道内450件、道外350件の達成を目指す。

 同大のプラントでは、昨年10月の大規模実証の前倒し実施以降、26日までに11・7トンを製造している。

 道内のモニターからは30件ほどアンケートの回答が寄せられ「散布しやすい」「また使いたい」との声が多いという。粒状の消石灰に粉末も混ぜ、より防疫効果を高める改良も順次行っている。実証事業への問い合わせは静岡、愛知、岐阜、茨城、鹿児島の農業者などからも寄せられている。

 同チームリーダーの山中真也同大准教授(粉体工学)は「岩手県久慈市などで説明会を予定している」とし、一層のモニターを募るとともに、来年度以降の商品化に向けた模索も続く。

 同事業は農林水産省の補助を受け2017年度(平成29年度)から19年度までの3カ年で展開。口蹄疫(こうていえき)に見舞われた宮崎県、鳥インフルエンザ被害があった道内で実証を行い、20年度の普及を目指す。

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