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函館新聞

がん対策に本腰 函館市がリーフレット、無料クーポン券配布【函館】

五がんリーフレット(右)と無料クーポン券を持つ市職員

 がん死亡率の高さが目立つ函館市が、がんで亡くなる人を減らす取り組みに本腰を入れ始めた。過去にがん検診を受けているが、最近は受診していない不定期受診者に対し「五がん(大腸がん、肺がん、胃がん、乳がん、子宮頸がん)リーフレット」を初めて送付したほか、一定の年齢に達した女性を対象に無料クーポン券を送り、早期受診を呼び掛けている。

 五がんリーフレットは、国立がん研究センター(東京)の資材を活用し、若い世代が受けるべきがん検診が分かる内容。送付したのは2011~15年度に市の胃、肺、大腸がん検診を受診しているものの、16~18年度に受診していない40~59歳の7921人で、若い世代のがん検診の受診率が低いことや、一度受けた人の方が勧奨効果が高い傾向があるため対象に選んだ。

 リーフレットには、がん検診の申し込み先、検診の流れ、検診の内容を記載したチラシと、がん検診を受診できる医療機関一覧、胃・肺・大腸の3つのがん検診を同時に受けられる日程を書いたチラシを折り込んだ。A3判2つ折り全カラー。7月31日に発送し、年度内に効果を検証する方針だ。

 一方、無料クーポン券は、今年度は子宮頸がんが20歳の963人、乳がんが40歳の1590人(どちらも市に住民登録がある人)の計2553人を対象に7月12日に発送。来年2月29日までに子宮頸がんは市内14カ所、乳がんは市内10カ所の医療機関で無料で受診できる。通常だと子宮頸がんは1500円、乳がんは1800円の自己負担が必要。クーポン券には、がんについて分かりやすく解説した「がん検診手帳」を同封した。

 クーポンを利用した18年度の受診率は、子宮頸がんが前年度比2・4ポイント増の14・5%、乳がんが同2・9ポイント減の32・8%。ともに36・6%が過去最高で、年々低下傾向にある。乳がん検診は例年12月に入ると混み合い、予約が困難になる場合があるため、早めの受診を勧めている。

 市健康増進課は「がんは早期発見すれば、90%は治ることを理解してほしい。検診の重要性を啓発しつつ、″お得感〟もアピールして受診率向上につなげたい」としている。

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