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函館新聞

元函館市長・井上博司さん死去 惜しむ声相次ぐ【函館】

会見する井上さん(2007年3月)

 元函館市長の井上博司さんが17日午前3時58分、心不全のため亡くなった。83歳だった。北海道新幹線着工や戸井、恵山、椴法華、南茅部との市町村合併に手腕を発揮し、実行力のある市長として市政のトップを務めた。関係者からは市政発展に尽くした功績をたたえ、懐の深い人柄を惜しむ声が上がった。

 1936年、函館出身。函館西高校卒業後、55年に市役所入り。商工観光部長、市民部長、企画部長、助役を歴任し、1999年4月、木戸浦隆一元市長(故人)の退任に伴い、新人5人の激戦を制して初当選。2007年4月まで2期8年務めた。市職員時代は企画畑が長かった。

 新幹線の誘致と旧4町村との合併に功績を残した。井上市長在任中に市議会議長を務めた福島恭二市議(79)は「議会や経済界と一体で北海道新幹線着工を実現させた。井上さんのリーダーシップで行政、議会、経済界が結束できたと思う。惜しい人を失った」と振り返る。

 合併時の旧恵山町長だった工藤篤市議(69)は「5市町村首長の最初の会合の際、井上市長から『道南の発展なくして函館市の発展はない』との言葉をもらい、合併が成就するのではと直感した。東部4地区に足を運び、大事にしてくれた」と感謝する。

 市長任期中は、2000年の公立はこだて未来大の開学、同年の市立函館病院の移転、03年のJR函館駅の建て替えも功績に挙げられるほか、現在の市国際水産・海洋総合研究センター建設につながる函館国際水産・海洋都市構想の策定、自身の念願でありながら水族館建設計画に終止符を打つ英断も下した。

 井上市政時に助役を務めた木村孝男さん(78)は「素晴らしい人。紳士で尊敬できる人だった。一番の功績は北海道新幹線の誘致と東部4町村との合併。決断力があり、隅々まで気を使いながら円滑な行政運営に尽力した。一緒に仕事ができて幸せだった」と悼んだ。

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