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苫小牧民報

防衛協力深化へ 日豪共同訓練記念式典で声明発表-空自千歳基地

共同声明を発表する丸茂空将(右)とハプフェルド中将

 航空自衛隊がオーストラリア空軍と国内を拠点に実施する初の日豪共同訓練「武士道ガーディアン19」に伴う記念式典が25日、航空自衛隊千歳基地で開かれた。訓練に参加する空自隊員、豪空軍兵士、防衛省や自衛隊関係者ら約200人が出席。式典後、同訓練が相互の防衛協力の深化と技能向上、インド・太平洋地域の安定に貢献するものとする空自と豪空軍のトップによる共同声明が発表された。

 式典では両国の国歌吹奏に続き、臨席した河野太郎防衛相が訓示で「隊員諸君は日頃から厳しい訓練に努力。本訓練も多大な成果を収めてくれると確信している」と双方の要員を激励。「戦闘機が相まみえ、技能向上のため存分に手腕を発揮することを期待します」と述べた。

 航空幕僚長の丸茂吉成空将は「(この訓練は)友好と信頼関係を深めたとして、将来に渡り語り継がれる。訓練の意義を意識し、切磋琢磨(せっさたくま)してほしい」と訓示。豪空軍本部長のメル・ハプフェルド中将も「豪空軍と航空自衛隊は強い絆で結ばれ、共同訓練は人的なつながりを醸成するもの。今後もお互いに固い友情を築くことを期待する」と述べた。

 式典後、丸茂空将とハプフェルド中将は報道関係者を前に、▽日豪間の防衛協力・交流の深化▽日豪空軍種における相互運用性の向上▽インド太平洋の平和と安定に向けた貢献―ついて認識を共有したとする共同発表を行った。

 会見で丸茂空将は「(共同訓練は)戦術技量の向上、豪軍との相互理解の促進、防衛協力の深化が目的。一層両国の協力関係が促進することを期待している」と意義を強調。ハプフェルド中将も「2国間のみならず、人と人との関係強化が期待される。深く強固な関係が形づくられ、長く継続することで、世界の中のこの地域の安全保障に貢献できる」と力を込めた。

 共同訓練は2018年10月の日豪外務・防衛閣僚会合(2プラス2)の共同声明に基づく。訓練期間は11日~10月8日。このうち模擬戦闘訓練は9月24日~10月4日の9日間。訓練空域は積丹半島西方の北海道西方空域、日高南方の三沢東方空域。

 参加する戦闘機は、空自は2空団F15の10機、第3航空団(青森県三沢)F2の3機、豪空軍は第81航空団第77飛行隊(アンバレー空軍基地)FA18の7機で、参加人員は約150人。

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