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室蘭民報

天皇陛下即位の喜びはためく…胆振地方でも祝福の声【胆振】

 天皇陛下即位を内外に宣言する即位礼正殿の儀が行われた22日、青年皇族や皇太子として訪れたことのある胆振地方でも、それぞれの行事に関わった人から当時の様子とともに祝福の声が聞かれた。

思い出の新山見学

当時の広報を手に懐かしむ三松さん

 天皇陛下は青年皇族として1979年(昭和54年)8月5日、壮瞥町の昭和新山などを見学された。当時、77年噴火から2年がたち観光業が再開し始めたころ。昭和新山の三松正夫記念館館長、三松三朗さん(82)は「噴火を案じてお越しになっていただいたと思う」と話した。

 当時の新聞、町の広報「そうべつ」などによると、陛下は札幌市で開催した世界剣道選手権大会や、旧洞爺村(現洞爺湖町)で開催された北海道スポーツ少年大会ご臨席のため本道をご旅行中に、旧虻田町洞爺湖温泉の火山科学館や昭和新山を見学された。

 三松さんは、三松正夫記念館の前身、昭和新山資料館を営んでおり、地域住民らとともにお出迎えした。まだ地殻変動に伴う地震が続く中、ロープウエーの乗車ホームテラスから、昭和新山などをご覧になる陛下の姿を写真に収めたことを思い出す。

 2000年噴火の後、上皇さま(前陛下)にお声を掛けていただいたという三松さん。「どうかお父さまのように庶民を案じる姿勢を大切にしていただければ」と笑顔を見せ、当時の広報を懐かしそうに読み返した。

駒苫時代、直接会う

 2006年(平成18年)1月の国体冬季大会「氷都とまこまい国体」の開会式で、当時駒大苫高1年生として大会補助を務めていた苫小牧市新開町の教員、中島昭徳さん(30)は「大変に喜ばしいことです。テレビでゆっくり見たい」と祝福。

 中島さんは「(当時の)皇太子さま(天皇陛下)から『仕事を頑張ってください』と間近でお言葉を掛けられた。大変に光栄なことでしたね」と当時を振り返る。即位礼正殿の儀には「とてもうれしく、心よりお祝い申し上げます」と笑顔を見せた。

 平成から令和へのお代替わりに合わせ、中島さんは「中学校で英語を教えているのでグローバルな国際意識を持った生徒を育てていきたい」と新時代の教育を目指すことを誓った。高校時代の思い出は「機会があれば生徒に話を聞かせたいです」と語った。

気さくな人柄、親近感を抱く

チキウ岬灯台に万国旗を掲揚する室蘭海保の保安官

 天皇陛下が即位を内外に宣言された「即位礼正殿の儀」を受け、室蘭市民からも喜びの声が上がった。

 室蘭と札幌でバイオリン・ビオラ教室を主宰している室蘭市天神町の円山真麗子さん(42)は、東京音楽大学在学時、陛下に長年ビオラの指導を行っている兎束俊之名誉教授に師事した。

 陛下について「先生からは練習熱心で、分からないことがあれば手紙を送ってくるほど、とうかがっていました。温かい音色で誠心誠意、心を込めて演奏されているのが印象的です。令和は地に足が着いた幸せな時代になってほしいですね」と願っている。

 国内外で170を超す山に登られるほどの健脚で知られ、日本山岳会の会員でもある陛下。「二十数年前、山岳会の総会でお目にかかった。気さくな人柄で親しみを感じた」と話すのは、道認定アウトドアガイドなど山岳ガイドとして活動する中島町の菅野三知博さん(70)。

 陛下が若かりしころ、テント泊なども経験されたエピソードを引き合いに「皇后さまや愛子さまとこれからも山を楽しみ、自然を大切にされる姿を見せていただきたい」と登山愛好者として親近感を抱いていた。

 室蘭海上保安部(及川誠部長)はこの日、室蘭市母恋南町のチキウ岬灯台に40枚の万国旗を掲揚し、観光客に慶祝ムードを広げた。

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