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室蘭民報

シャークスの挑戦・全国1勝への道(上)【室蘭】

 第45回社会人野球日本選手権が京セラドーム大阪で25日に開幕する。日本製鉄室蘭シャークスは悲願の全国初勝利を目指し、本番に向けた最終調整に汗を流す。今大会で日本選手権は2年連続出場。都市対抗も含めると全国大会は3季連続。シャークスの成長の要因、全国での勝利を目指す選手たちの姿を紹介する。


道大会でヒットを放つ井上。精度の高い打撃でチームを勢いづけ、首位打者賞に輝いた

強豪撃破へ打撃磨く

データ活用で弱点改善

 今季の日本選手権道予選で、シャークスをけん引したのは打線だ。全3試合で41安打、打点は22に上った。前回大会は1試合多い4試合で44安打18打点だったのを踏まえると、打力の向上は明らかだ。

 1番の小林俊己の打率はルーキーながら5割4分5厘の好成績。首位打者賞に輝いた2番の井上俊樹とそろって5割を超えた。初日の航空自衛隊千歳戦、勝てば優勝が決まる最終日の北海道ガス戦ともに初回に2人で得点機をつくり、先制点につなげた。

 社会人野球の経験は浅い小林だが四球の数では井上を上回り、出塁率もトップクラスだ。しかし練習では「特別なことはしていない」。日立製作所を相手にチームで2安打に終わった都市対抗野球後、野手陣から打撃精度を課題に上げる声が多かったため練習量は増えた。ただメニューは大きく変わらないという。

 そんな中で変化があったのがデータの活用。十島慎也アナライザーが各打者の成績を基に弱点を浮き彫りにし、普段の練習の中で改善を進めた。小林は打率向上を目指し、30分間のティー打撃でミスショットを減らした。試合中もベンチで資料を確認して狙い球を絞った。解析の結果、全国大会ではストライクゾーンが広くなる傾向があることも判明。小林は「投手は広いゾーンを生かしてくる。狙いをよりはっきりさせないと」と全国仕様の打撃に切り替える。

 初戦で戦うJFE東日本とは9年前の第37回大会でも対戦。野原諒介コーチ兼内野手は「(当時は)データはあまり重要とされなかった。今は頭に入っているので、自分のスイングの中に相手投手の球を入れる感覚をつくりやすい」と話す。とはいえ相手は都市対抗を制した強豪。「体調と気持ちをどう整えていくか。オープン戦もあるのでコンディションを見ていきたい」とデータ偏重には陥らない。経験と情報を組み合わせて勝利を誓う。

(2019年10月23日掲載)

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