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室蘭民報

多種“多才”市内の町会・自治会で秋の文化作品展【室蘭】

 文化の秋たけなわ―。令和最初の「文化の日」となった3日に前後して、室蘭市内の町会・自治会では、文化作品展が開かれ、会員らの非凡な技や才能が地域住民を楽しませた。

 ●御崎町会

多くの市民が訪れた御崎町会文化展

 御崎町会(今泉勁介会長)の第43回文化展が3、4の両日、同町会館で開かれた。約30人の会員が盆栽や書、木彫、陶芸、パッチワーク、編み物などさまざまな作品約150点を展示、訪れた人の目を楽しませた。

 会場奥では、同町内にある認知症対応型生活介護のグループホーム「ひだまりの家」入居者の作品が展示されていたほか、これまでも多くの作品を出展してきて今年7月に亡くなった片倉裕子さんの遺作も紹介。同会最高齢の栗田ミツさん(97)はティッシュケースや巾着袋などを展示した。

 柴田貢一さん(77)は5年前から取り組んでいる風景や花など大小さまざまな切り絵作品を展示。「少しずつ取り組んでいるので、大きい作品は1カ月以上かかる。大変だけど完成した時の達成感は格別」と笑みを浮かべていた。

 ●楽山三ツ和町会

町会として初めて開いた楽山三ツ和町会の文化祭

 宮の森町の楽山三ツ和町会(今野幸男会長)は3、4の両日、同町会会館で初の文化祭を開催し、陶芸や編み物、ステンドガラスなどの作品が集まった。

 カラオケやマージャン、ダンスなどサークル活動は盛んだが、共通の趣味以外で交流の場をつくろうと町会として初めての文化祭を企画。出品を呼び掛けたところ、19人が作品を寄せた。

 鈴木勝子さんは浜に打ち寄せる波をイメージしたタペストリーや掛け軸など、河野節子さんは秋らしい風景を描いた油彩などを出品。小鉢やおちょこなど20点以上の陶芸品を披露した吉川ヒロさんは「たくさんの人に見てもらえてうれしい」と話した。ご近所の隠れた才能に訪れた会員らも深く感心していた。

 ●港北中央町会

茶席が設けられ趣味を生かした力作が並ぶ港北中央町会の文化展

 港北中央町会(金澤伸孔会長)の文化展が2、3の2日間、同町会館で行われた。趣味を生かした会員の力作290点が並び、来場者が出来栄えを楽しんだ。

 地域文化を楽しむ目的で取り組んでいる。書、陶芸、パッチワーク、水彩のほか、女性陣が「趣味の集い」として手芸などを並べたほか、町会の歴史を伝える写真アルバム、高齢者サロンメンバーが塗り絵を展示した。

 同町会では会場に茶席を設けているため、来場者が一服を楽しみながら作品をじっくり鑑賞できるのもユニークな点。草薙求事務局長は「例年と同じく作品が並び、地域の人たちに楽しんでもらうことができました」と話した。

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