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室蘭民報

中井英策商店がいずしに最高級和牛を使用し試験販売【伊達】

伊達の中井英策商店が販売をスタートした「ビーフズーシー」

「ビーフー・ズーシー」試験販売

 伊達市南稀府町の中井英策商店(及川昌弘代表取締役社長)は、最高級ブランド和牛肉をこうじ漬けした「ビーフ・ズーシー」を開発、試験販売した。何度も試行錯誤を重ね、いずしの固定観念を取り払った逸品だ。及川社長は「いずしの文化に若い人が注目するきっかけになれば」と期待する。

 2年ほど前、同商店の看板商品「キンキのいずし」の大ファンという肥育一貫で有名な長沼ファーム(長沼町)の森崎睦博社長から「うちの肉でいずしができないか」との話しがあったのが始まりだ。

 長沼ファームの牛肉は、ほぼA5ランクの最高級「馬追(まおい)和牛」。この肉をジャーキーに加工し、表面をあぶり、米や野菜、こうじで重ね漬けして、3週間ほど発酵熟成。脂臭さを消すために野菜も慎重に選び試作を重ねた。

 セロリやタマネギが入り「イタリアンっぽく仕上げた」(及川社長)。牛肉の脂のしつこさは抑えられ、こうじにより、うま味が引き出され、驚くほどまろやかな味に変わった。

 名称はビーフ・ジャーキーをもじって、肉と寿司(すし)の意味を込め「ビーフ・ズーシー」。今月10日から試験的に同商店と通信販売のみで取り扱っている。反応を見ながら量産化を進めたいという。

 及川社長はいずしの消費が落ちていることなどに触れ「この機会に見て、食べて、いずしに興味を持ってもらえれば」と話している。値段は200グラム、1970円(税別)。問い合わせは同商店、電話0142・24局2934番へ。

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