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室蘭民報

旧絵鞆小2棟保存で調整、市が解体方針見直し【室蘭】

2棟一括での存続の可能性が出てきた旧絵鞆小の円形校舎

 旧絵鞆小円形校舎の存続問題で、室蘭市が体育館棟の解体方針を見直し、体育館棟のみ市民団体・旧絵鞆小活用プロジェクト(三木真由美代表)に売却、2棟とも残す方向で調整に入ったことが、27日分かった。校舎棟は市が活用する考え。ただ維持補修など安全確保策の担保を必須条件としているもようだ。

 団体はクラウドファンディングや支援企業からの資金調達で1700万円を確保しているが、当初市に提示した2棟一括の事業・資金計画の実現は難しく、交渉は難航していた。体育館棟のみの取得に切り替えたことで、難しいとみられた2棟存続の可能性が急浮上してきた。

 複数の関係者の話を総合すると、市は団体が着々と支援の輪を広げ、目標には及ばないが一定額の資金を調達したことを重く受け止めた。団体が現状資金の範囲で2棟一括保存の可能性がある体育館棟のみの取得意向をあらためて示したことから、協議の方向を転換したとみられる。

 一方で市側が抱える事情も今回の判断に影響した可能性がある。市は存続が決まっている校舎棟の活用策について、2階部分を留学生対象の日本語学校に貸す計画を持っている。日本語学校の開校を考慮すると、市有のほうがスムーズな運営につながるとの計算も働く。

 市は協議開始の当初から、安全性の確保を団体に求め続けているが、高額な経費が想定される耐震改修までは現時点では求めない方針を示唆している。ただ、老朽化が進んでおり、屋根や外壁はく離対策などの「最低限の維持補修については必要としている」(関係者)という。

 青山剛市長は25日の定例記者会見で「団体との交渉で昨年の公募売却時と違う点は、一定程度の費用を確保し、維持補修の計画を持ち、地域の安全性確保を図る考えを持っていること。慎重に検討したい」と語っていた。

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