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根室新聞

北方領土早期解決を 首都から原点の声「返せ」叫ぶ【根室】

 北方領土隣接地域振興対策根室管内市町連絡協議会(会長・石垣雅敏根室市長)の令和元年度北方領土返還要求中央アピール行進が1日、東京で行われた。今年で14回目を迎えたアピール行進には、国会議員はじめ返還運動関係団体など約110団体、総勢500人が参加。日比谷公園野外音楽堂から鍛冶橋交差点までの1.6キロメートルを練り歩き、元島民らが「一日も早く、北方領土問題を解決しよう!」と訴えた。

 アピール行進は「原点の声を首都から国内外に発信しよう」と返還要求運動の世論喚起を目的に、平成19年の「北方領土の日」(2月7日)に合わせて初めて実施。2回目以降、終戦直後の混乱期に安藤石典根室町長が連合国軍のマッカーサー元帥に陳情した「返還運動始まりの日」の12月1日に行い、今年で14回目となった。

 日比谷公園野外音楽堂で行われた出発式には、衛藤晟一北方担当相、大塚拓内閣府副大臣、尾身朝子外務大臣政務官をはじめ、地元選出の伊東良孝、鈴木貴子両衆議、新党大地代表の鈴木宗男参議、道内選出国会議員のほか、鈴木直道道知事、松浦宗信、中司哲雄両道議、姉妹都市・黒部市の大野久芳市長、辻泰久議長らが来賓として出席。また、独立行政法人北方領土問題対策協会の諸星衛理事長、千島歯舞諸島居住者連盟の脇紀美夫理事長や、根室管内1市4町の首長や議会議長、元島民、返還運動関係者ら100人をはじめ、東京根室会など在京のふるさと会、北方領土返還要求運動連絡協議会や都道府県民会議、返還運動を推進する労働団体の日本労働組合総連合会など約110団体から500人が集結した。

 出発式で、主催者を代表して石垣会長が「これまで長きにわたり、返還要求運動に命を懸けて取り組んできた先達の思いも込め、北方領土問題の早期解決に向けた志をさらに高く掲げ、全国民が一丸となって政府の外交交渉を後押しするために、ここ東京の地から私たちの熱い思いを全国に発信しよう」と力強く訴えた後、衛藤北方担当相、尾身外務大臣政務官、鈴木知事があいさつに立ち、参加者を激励。元島民を代表し、歯舞群島多楽島出身の東狐貢さん(89)が「返還運動の灯を消すことなくまい進し、北方領土問題の早期解決に向け力強く行進する」と決意を表明。根室管内町村会の湊屋稔羅臼町長の号令のもと、ゴールの鍛治屋橋交差点に向け、日比谷公園を出発した。

 アピール行進では石垣会長、脇理事長らを先頭に、全国民の総意として47都道府県と隣接地域の1市4町の旗を掲げながら「北方領土を返せ!」、「一日も早く、北方領土問題を解決しよう!」、「北方領土問題を解決し、日ロ平和条約を締結しよう!」と叫びながら、領土問題解決の願いを訴えた。

 また、多くの人に返還運動の理解と参加を促すため、今年も1日から3日間、新宿駅西口地下広場のイベントコーナーで「北方領土展」を開催。北方領土問題の歴史的経緯、ビザなし交流や北方墓参、自由訪問など約100点のパネルを展示し、領土問題の理解促進を図るほか、署名コーナー、中高生など若年層に訴えるため「なるほど!なっとく北方領土クイズラリー」を行う。1市4町の特産品である水産物や乳製品などを持ち寄って特産品即売会を行うほか、根室市出身の落語家・三遊亭金八師匠による「北方領土落語」などで分かりやすく北方領土問題を啓発する。

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