北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

国交省「地域づくり表彰」 鹿部町製品開発研究会が準V 軽石を使った干し魚評価【鹿部】

全国地域づくり推進協議会会長賞を受賞した高橋会長(中央)と鈴木事務局長(右)。左は盛田町長

 【鹿部】国土交通省は、地域づくり活動に顕著な功績のあった優良事例を表彰する「地域づくり表彰」の受賞団体を発表し、鹿部町製品開発研究会(高橋昱彦会長)が準グランプリに当たる「全国地域づくり推進協議会会長賞」に輝いた。高橋会長(74)は「賞をもらうために活動してきたわけではないが、国に評価してもらえてとてもうれしい」と表情を緩めた。

 創意と工夫を活かした広域的な地域づくりを通して、個性のある地域の整備・育成に功績のあった優良事例を1984年から表彰している。今年は全国から38団体の応募があり、書類審査で8団体に絞られた後、10月1日に東京都で開かれた審査会で5団体の受賞が決まった。

 同研究会は2010年11月に地域の素材を生かした特産品を作ろうと、土木、建築、商工、金融などの有志6人で発足。補助金に頼らず情報収集や研究を進めており、これまでに「ホタテ貝殻の粉砕物の土壌改良剤としての普及方法」や「地域に伝わる魚介類の調理法の発掘と新メニューの開発」などをテーマに活動してきた。

 今回は、14年3月から着手している前浜産の魚を使用した新たな干し魚の開発が評価。事務局を務める鈴木昌志さん(68)が中心となり、1929年の駒ケ岳大噴火の際に積もった噴出物「軽石」の吸水性を生かして、約3年かけて「ふっくら軽石干し魚」を完成させた。

 「軽石干し魚」は魚を吸水性の高いセロハン、布、軽石で挟み、18~24時間低温熟成。干し魚特有の臭みがなく、ふっくらとした身に仕上がり、魚嫌いな子どもでも食べられるという。現在は「イリエ船橋商店」や鹿部、七飯、木古内の道の駅などで販売されている。

 高橋会長は、今後も軽石を使った干し物の充実を図りたいとし「日頃お世話になっている鹿部に恩返しの意味も込めて、研究を続けていきたい」と意欲を見せる。

関連記事

根室新聞

ベトナム人実習生 旧正月楽しむ 遠く離れた地で“幸せ”【根室】

 ベトナムの旧正月「テト」を祝う会が26日、市内で初めて開かれ、遠く離れて根室で暮らすベトナム人技能実習生たちが一堂に会し、母国の伝統的な新年行事を楽しんだ。民族衣装で正装した参加者もいて、華...

日高報知新聞

五輪選手に続け! 浦河で町民スケート教室【浦河】

 浦河町教委主催、浦河スケート協会主管の「町民スケート教室」が24日、浦河町緑町の町スケートリンクで始まった。26日まで。  今年は暖冬で雪不足の日が続いており、リンク整備が間に合うか心配された...

日高報知新聞

研究発表大会で授業改善の研さんを深める【浦河】

 日高教育研究所・教職員研修センター(久保田慎吾所長)の研究発表大会が22日、浦河町総合文化会館で開かれ、管内小中学校教職員や各町教育長ら教育関係者約60人が「主体的・対話的で深い学び」の視点を取...

苫小牧民報

「現状維持」「役割向上」が7割超 苫小牧市の公共交通アンケート中間報告

 苫小牧市は、昨年11月に行った公共交通に関する市民アンケートの中間報告をまとめた。住んでいる地域の公共交通に対する感想では、満足と不満の割合がほぼ拮抗(きっこう)した。自家用車を所有する人が将来...

苫小牧民報

花火や結婚式など華やか 千歳・支笏湖氷濤まつり

 「2020千歳・支笏湖氷濤まつり」(実行委員会主催)は25、26の両日、期間中最初の週末を迎えて千歳市支笏湖温泉の会場で、「氷濤ウエディング」などのイベントを繰り広げた。両日の夜は花火打ち上げ...