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函館新聞

春節にぎわい、朝市などにぎわう【函館】

中国人観光客らでにぎわう函館朝市のイカの釣り堀(25日午前11時20分ごろ)

 中華圏の旧正月「春節」の25日、函館市内の施設には多くの台湾や中国からの観光客の姿が目立った。中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の拡大が懸念される中、大型連休中に延べ約30億人が国内外に移動するという。〝春節特需〟を見込み函館朝市などでは歓迎ムードだった。一方、市などが企画した夜間の経済活動「ナイトタイムエコノミー」を促進する初のイベントに外国人客の姿はなく、周知に課題を残した。

 函館朝市には午前9時ごろから中国本土や台湾などの観光客が続々と押し寄せた。各店には中国語で歓迎の意を伝えるポスターを掲示。特に駅二市場活いか釣り広場には午前中から長い列が出来た。イカを釣り上げる様子を写真に収めて楽しむ光景が広がり、イカ刺しにも舌鼓を打っていた。

 香港から長期休暇を利用し両親と訪れた大学生のケルビン・カクさん(23)は11日間の道内旅行のうち3日間を函館で過ごす予定。日本語を学んでいることもあり「新鮮な刺し身やフルーツを食べたい。函館山にも行きたい」と話した。

 五稜郭タワーは中国の団体客はなかったが、25日の個人客は全体の1割に上る255人と例年より多い印象。金森赤レンガ倉庫や函館山ロープウェイも冬季観光は増加傾向にあることから例年同様の客足で、夜景観賞後の下りのロープウエーは45分待ちとなるなど大盛況となった。   

 一方、各施設ではマスク姿の人たちが目立ち、感染予防のため職員にマスクを着用させたり、館内の消毒回数を増やし、除菌効果の高い対策用品を配置するところも多い。新型肺炎対策だけでなくインフルエンザ予防のためにも取り組んでいるという。

■外国人客周知に課題も ナイトタイムエコノミー実証実験

 ナイトタイムエコノミーの充実に向けて新たな観光コンテンツの創出を目指した実証実験が同日、函館あうん堂ホールで始まった。初回は市内を中心に活動する高野太吾さんのマジックを実施。集客対象だった外国人の参加はなかったが、市民ら約30人がショーを楽しんだ。

 高野さんはフォークやスプーン、ルービックキューブなどを使って来場者参加型のマジックを展開。光やスモークの演出もあって大きな歓声に包まれた。

 ただ、春節で来函した中国人ら外国人観光客の来場にはつながらず、集客、周知方法に課題も残った。市観光部の柳谷瑞恵部長は「外国人観光客の来場がなく残念だが、ショー自体は誰もが楽しめるもので手応えも感じた。魅力の発信に努めたい」と話した。29日と2月7、16日には同会場で「ひのき屋」のライブも行われる。

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