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十勝毎日新聞

新嵐山一帯を“農村の宿”に スカイパーク活用計画案【芽室】

 芽室町は新嵐山スカイパークの活用計画案を、24日までにまとめた。一帯を「Rural inn(農村地帯の宿)」と位置付け、多くの観光客が景観や食などの地域価値を体感できる新しいエリアづくりを進める。2026年度までの第5期町総合計画期間中の再整備を目指している。

昨年9月のイベントで、展望台に一時的に設置されたウッドデッキ。一帯を「農村地帯の宿」と位置づけ再整備する

 新嵐山スカイパークは、広大な敷地に国民宿舎新嵐山荘とメムロスキー場、キャンプ場などを備え、パークゴルフなどのスポーツも楽しめるレクリエーション基地。町の設置条例には「町民の健全なレクレーションと健康増進を図る」と明記され、主なターゲットを町民に据えた事業を推進してきた。

 一方、手島旭町長は公約で同パークに関し「観光基盤の整備」を掲げ、町は民間事業者から広く意見やアイデアを募る「サウンディング型市場調査」などを実施した。交流人口と関係人口の増加に向け、これらの結果を基に町外からの来訪者をターゲットに加えた新しい活用計画案を作成した。

 具体的には新嵐山エリア全体を一つの宿として捉え、「ステイ」「スノー」「スカイ」「新規」と4テーマに沿ったフィールドづくりを展開する考えで、ステイフィールドは新嵐山荘をリニューアルし、森に泊まる宿泊施設「Forest inn(フォレストイン)」を新設する。不定期開催のイベント利用のみとなっている運動広場ではグランピング・オートサイト用キャンピングエリアの設置も想定し、ゲスト自身がさまざまな滞在スタイルを選択できる。実施に当たっては現キャンプ場を廃止し、パークゴルフ場を見直すことにしている。

 スノーフィールドは、リフトの夏場運行、木の間に張られたワイヤロープを滑車で滑り降りるアトラクション「ジップライン」の導入、キッズパークの整備などを検討。冬もスキー、スノーボーダーだけでなく、子どもから大人までが気軽に雪遊びを楽しめるアクティビティーの充実を図る。

 展望台はスカイフィールドとして見直し、テラスを設置したり仮設店舗で食を提供するなど、雄大な景色をさらに満喫できる環境づくりを進める。

 新規フィールドでは、夏のゲレンデをマウンテンバイクやバギーのコースなどに活用する。絶景ロッジ建設といったユニークな案もある。

 管理運営の手法は公設民営とし、町は地方債、助成金、クラウドファンディング型ふるさと納税を財源に新嵐山荘や展望台など現有施設を再整備する。新規事業に掛かる投資については、原則受託事業者が担う。

 活用計画案は、31日午後6時半からめむろーどで開かれるシンポジウム「新嵐山のミライを考える。」とパグリックコメントを経て3月に成案化する。来年度以降に指定管理者を公募する。町商工観光課は「多くの人の思いとパワーを借り、新嵐山スカイパークを大きく生まれ変わらせたい」としている。

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