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室蘭民報

瑚珀店長・鈴木さんに今後の目標について聞いた【室蘭】

女性起業盛り上げたい/たくさんのサポートに感謝

 店舗を共有したり、時間帯でスペースを貸し借りできるシェアショップ「ハンドメイド&ハンドワークショップ瑚珀」がオープンから1カ月が経過した。市内初の経営モデルとして注目を集め、入店する輪西町の複合商業施設「ぷらっと・てついち」に好影響を生んだ。室蘭の女性起業をサポートし、自身も店長として店を切り盛りする鈴木よしかさん(47)に開店までの思いや今後の目標について聞いた。

 -店がオープンした2019年はどんな年でしたか。

 「主婦が気軽に起業できるシェアショップを創業するため、創業スクール、室蘭市、室蘭商工会議所、むろらん商店街づくりサポートセンター、北海道よろず支援拠点日胆支部など行政や機関の支援をたくさん受けた1年でした。その結果、ぷらっと・てついちの中で店を開くことができ感謝しています」

 -オープンから2カ月。今の気持ちは。

 「順調過ぎて驚いています。室蘭の主婦の起業の中でも恵まれた支援を受けていると感じます。とても運が良いと感じています。その分、恩返しとして貢献したい気持ちも強まっています」

 -オープンまでどのような苦労がありましたか。

 「主婦が気軽に起業できるシェアショップを開きたかったが、ニーズとずれていて悩みました。ハンドメイド作家さんの作品を展示販売するレンタルボックスをメインにしました。ボックスへの出店者さんは口コミだけで増えており、質の高い作品を買いたいお客さまにも喜ばれ、求められていることを実感しています。今はニーズに応えられていることが新たな喜びとなっています」

 -店を開いてうれしかったことは。

 「レンタルスペースやボックスの出店者さんが活躍していることがすごくうれしいです。そして、その家族が喜んでくれていることがありがたいです。オープン前にうれしかったことは創業スクール(室蘭商工会議所の起業家支援プロジェクト)で講師の先生たちがシェアショップの構想が『面白い』と言ってくれて認められていると感じました」

 -市内初のシェアショップの反響はありましたか。

 「今までは起業女性や主婦の方の応援が多かったですが、オープンしてからは男性からの注目や応援が急増して驚いています。これからも女性が活躍できる場所づくりに取り組んでいきたいです」

 -ビジネススタイルをどう広げていくお考えですか。

 「創業スクールの恩師からは『ここで満足したら終わり』と言われました。本当にその通りだと思っています。自分の限界を決めず、つくらず、また新たなことにもチャレンジして女性の起業をもっと盛り上げていきたいです」

 -今後の目標を教えてください。

 「人と人とのつながりで店を運営できており、皆さんに本当に感謝しています。女性が好きなことを仕事にする選択が気軽にできる社会になるよう、微力ながら私にできる努力を続けていきたいです」

 すずき・よしか 2010年(平成22年)から個人事業主としてアクセサリーパーツのオンライン販売を手掛けるショップを運営。女性起業をサポートする傍ら、女性が楽しめるイベント「ムロランセレクト」の実行委員を務める。室蘭市出身。聖ベネディクト女子高校(現海星学院高校)卒。47歳。

取材後記・「好き」が「仕事」に感動

 「さまざまな方々に支えていただき感謝の気持ちでいっぱいです」。穏やかな口調からあふれ出る率直な気持ちに、人柄がにじむ。

 起業の三つの壁「お金」「営業」「ひと」を、個人事業主としての経験を生かし乗り越え、新たな一歩を踏み出した。自分の夢と目標に向かってピュアに突き進む。国内の実業家や経営者のノウハウを実直に学び、新たなアイデアを生み出してきた。

 「毎日がハプニングの連続で怒濤(どとう)のような日々でした」。一つ一つの事柄に「夢中」になり走り続ける。行動しながらのトライアンドエラー(試行錯誤)を繰り返す。店舗の状況をブログやSNS(会員制交流サイト)で発信。時代にマッチした店舗運営は新鮮でクリエーティブだ。

 「どこにいってもお店を大事にされていることを感じます」。出店するハンドメイド作家からの評判も高い。起業する女性が一人でも増え、室蘭が盛り上がってほしい-。優しい笑顔で語るその姿を通し、「好き」が「仕事」になるのは、すてきなことだなと感じた。

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