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室蘭民報

山下さんのコラム「本の話」が室民連載800回迎える【室蘭】

1989年から始まったコラム「本の話」が800回を迎えた山下さん

あふれるほど多くの本が積まれている山下さん宅の書庫

 本紙土曜日付朝刊の文芸欄に連載している元市立室蘭図書館館長、同館ふくろう文庫代表、山下敏明さん(83)のコラム「本の話」が、14日付で800回を迎えた。山下さんは「今後も読んでくれる人がいる限り続けていきたい」と話している。

 「本の話」は1989年(平成元年)11月にスタート。当時山下さんが館長を務めていた室蘭工業大学付属図書館を一般開放する際に「室工大の図書館にはこんなに面白い本がある」ということを伝えるために開いた講話を本紙記者が取材し、「講話の内容を連載として紙面に掲載していいか」と声を掛けられたことが「本の話」が始まったきっかけとなった。書籍化もしており、1~200回は「本の話」(2004年発行)、201~371回は「本の話・続」(10年発行)にまとめられている。

 現在は月2回ほど掲載。新聞やニュースは毎日欠かさず見て、社会の動きをチェック。気になるニュースがあると「あの本にこんなことが書いていたな」と思い出して本を読み直し、ペンを進める。「回数を意識したことはないが、800回も続いて驚いている。病院などで『いつも読んでいます』と声を掛けられることもあり、長年読んでもらっていることを実感しています」

 山下さんは1936年(昭和11年)生まれ、室蘭市出身。4歳から絵本を読み始め、小学生の頃から本を集め始めた。大学時代には本の量が多いことが理由で2回も下宿を出されたという。現在は3万5千冊ほどの本を所有。自宅には三つの書庫があり、木造造りでは耐えきれないため、軽量鉄骨造りの家にしたというエピソードがあるほどの本好きだ。

 同大付属図書館で30年間司書を務め、定年退職後は市立室蘭図書館の館長、2007年(平成19年)からふくろう文庫の代表を務めている。山下さんは「昔から、今読んでいる本の続き、次はどんな本を読むかばかりを気にしていた。これからももっと多くの本を読み、室蘭民報の読者に『本の話』を通じて本の面白さを伝えていきたい」と笑顔を見せている。

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