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十勝毎日新聞

開町140周年に尊徳像 二宮地区の武野さん寄贈【豊頃】

武野さんが北海道報徳社に贈った二宮尊徳翁の銅像。同じものが豊頃町にも寄贈されるが、台座に取り付けられるプレートの文字は「一円融合」となる

 豊頃町二宮地区の農業武野温恭(たけの・あつやす)さん(82)が開町140周年記念式典(11月2日)に合わせ、江戸時代末期の農政家の二宮尊徳(金次郎)翁の銅像(約300万円相当)を町に寄贈する。銅像は役場庁舎1階ロビーに設置される見込み。

 武野さんは町出身で、開拓移住者の3代目。祖父の侃(ただす)さんは、1897(明治30)年に尊徳の孫尊親と共に福島県から豊頃町二宮地区に入植した。尊親は尊徳の「報徳のおしえ」を指導、実践しながら開拓に当たった。「報徳のおしえ」は町民憲章に定められ、今も地域に根付いている。

 武野さんは、これまでに福島県南相馬市(2018年)、北海道報徳社(19年)に銅像を寄贈しており、町で3体目を数える。高さは約2メートルで、約1.3メートルの木製台座の上に、切り株に鍬(くわ)を持って座る約70センチの尊徳翁が取り付けられている。同社に贈ったものと同じデザイン。台座には、報徳思想の一つで、すべてのものは互いに働き合い、一体となって結果が出るという「一円融合(いちえんゆうごう)」の文字が刻まれたプレートが付く。

 武野さんは「町民同士が、『報徳のおしえ』をこれからも大切にし、支え合い、分かち合うことを忘れずにいて」と話している。

 町は30日にも庁舎1階ロビーに設置する予定。宮口孝町長は「開町140年に花を添えてくれたことに感謝したい」と話す。町は武野さんへの感謝状の贈呈も検討している。

武野温恭さん

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