北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

日高報知新聞

子授け地蔵のご利益 身内、知人に子どもが出来る【浦河】

供え物に囲まれている話題の「子授け地蔵」

 浦河町大通3・浜町通りにあるそば店に設置された、町内東栄にある「子授け地蔵」のご利益を写真入りで紹介する看板が話題になっている。設置したのは、「そばの味よし」を経営する髙橋和博さん(69)。

そばの味よし入口に設置されている子授け地蔵の看板

 いきさつは、札幌ススキノで「地酒炭焼肴や」を経営する長男の髙橋路治(みちはる)さん(43)が、結婚後3年以上経っても子どもが出来ず、帰省した際に話題となっていた子授け地蔵を家族でお参り。間もなく妊娠の吉報が訪れ、当時41歳になっていた路治さん、孫を授かった和博さんの喜びもひとしおだったという。

 ほどなく店の客から「おじさん、私なかなか子どもが出来ないんだよね」と相談され、髙橋さんは「子授け地蔵にお参りしてみな」と自身の体験談を話したそうだ。

 しばらくして再びその客が店を訪れるとすっかり“妊婦”となっていてビックリ。

 髙橋さんは身内だけではなく、外にも広げるべきだと判断し、家族の反対も押し切る形で看板設置に至ったという。

 この子授け地蔵を管理する東栄自治会で案内人を務める阿部英昭さん(88)によると、明治時代に旧スタリオンステーション(現笠松牧場)入口付近に設置され、太平洋戦争勃発直前の昭和14年に軍用地にされたことから現在地に移動したのだという。

 今では、遠くは九州からも人が訪れる“子授けスポット”として認知されつつある同所だが、阿部さんは「全国的に認知されるようになったのは作家の佐藤愛子先生が昭和50年に東栄に別荘を建て、エッセイ集“日当りの椅子”で子授け地蔵を紹介したことに始まる」とし、「お地蔵さんのルーツや詳細については文献も残っておらず詳しいことは分からないが、不妊治療を10年続けて2度の流産、死産を乗り越えて妊娠した人、遠くは九州からお参りに来て子どもを授かった人、双子や三つ子を授かった人から喜びのハガキや手紙をもらったのが思い出深い」とご利益の数々を語る。

 看板を設置した髙橋さんは様似町出身で、東京の千代田電子技術専門学校在学中に放送部に所属し、取材で地蔵や神社・仏閣を回り映像化。当時はそれほど有名ではなかった巣鴨のとげぬき地蔵もそのひとつで、その後、全国的に有名になり、改めてご利益を知った。その体験から世の中には不思議な事、理解し難いこともあるものだと感じていたという。

 髙橋さんは、「子授け地蔵は浦河の財産。子どもがほしいと願う人に少しでもご利益があれば」と言い、「どんな形であれ浦河をいろいろな人に知ってもらって、来てもらえれば」と話している。

関連記事

苫小牧民報

携帯用トイレットペーパーを開発 レジャー需要や衛生対策に-東京紙工道工場

 レジスター用ロール紙などを手掛ける東京紙工北海道工場(苫小牧市柳町、本社埼玉県和光市)が、バッグにも入るコンパクトな携帯用トイレットペーパー「ノンノ」を製造・発売した。コロナ禍による屋外レジャ...

苫小牧民報

災害復旧用の特殊機械製品化 むかわ町/北見工大/苫高専/とませい/M Dinoが連..

 むかわ町と北見工業大学の地域と歩む防災研究センター、苫小牧工業高等専門学校地域共同研究センター、苫小牧市の清掃業「とませい」、むかわ地域商社「M Dino(エムディノ)」は26日、災害復旧用特...

日高報知新聞

計画案を再吟味【平取】

【平取】広域観光の振興を目指す第2回「鵡川・沙流川WAKUWAKU協議会」が20日、平取町役場で開かれた。  同会代表の遠藤桂一平取町長の開会あいさつに続き、これまでの事業計画と収支決算状況などが...

日高報知新聞

「対話」からのまちづくり【浦河】

 池田拓町長と浦河高校の生徒による「対話からのまちづくりを考える」が24日、同校で開かれ、3年生の課題研究班(23班)のうち3班が外国人との英語交流や子どもたちの運動能力を活性化する科学的アプローチ、...

名寄新聞

日本選手権で3位入賞・カーリング協会Jrチーム【名寄】

 名寄カーリング協会ジュニアチーム「JJクレッシェンド」が、JOCジュニアオリンピックカーリング第29回日本ジュニアカーリング選手権大会で3位入賞。メンバーたちが26日に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス