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室蘭民報

生活再建に大きな一歩 町の災害公営住宅完成、2地区で入居スタート【厚真】

新しい部屋に荷物を運び入れる加賀谷さん

 2018年(平成30年)9月の胆振東部地震で、自宅が全壊し、自力での再建が難しい世帯向けに、厚真町が整備していた新町地区の災害公営住宅が完成し、24日から入居が始まった。鍵を受け取った被災者は早速、部屋に荷物を運び込み、生活再建に向けた大きな一歩を踏み出した。

 災害公営住宅は、地震で自宅が全壊した世帯が入居の対象。町では新町、本郷、上厚真の3地区に計32戸を整備。上厚真地区は9月28日から、新町と本郷の両地区も今月24日から入居が始まった。

 このうち、新町地区の災害公営住宅「新町のぞみ団地」は、木造平屋の4棟16戸(2LDK)と、木造2階建て1棟4戸(3LDK)。今月23日に完成し、既に鍵の受け渡しも始まっている。家賃は、収入などに応じて2LDKで2万5千円から、3LDKで3万3千円からとなっている。

 25日には、町内宇隆の自宅が全壊し、表町の仮設住宅に入居していた加賀谷俊昭さん(80)が、家族と一緒に引っ越し作業を進めた。「仮設住宅は狭くて苦労した。立派な住宅で感謝している。皆さんと一緒に和やかな気分になれたら」と笑顔で話した。

 町内では、早いところで10月末に仮設住宅の入居期限を迎え、26日から被災者の災害公営住宅などへの引っ越しが本格化する見通し。また、入居期限を迎える表町の応急仮設住宅は、11月3日から撤去を開始するという。

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