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日高報知新聞

看護学生の手話講座【浦河】

 浦河赤十字看護専門学校の1年生19人を対象にした「手話講座」が17日、浦河町東町ちのみ1の同校で開かれ、ろうあ者への理解と知識を深めた。日高振興局と日高圏域障がい者が暮らしやすい地域づくり委員会主催。

 道は障がいがあっても安心して暮らすことができる社会づくりを目指し、「北海道障がい者条例」に基づき、全道14振興局ごとに「障がい者が暮らしやすい地域づくり委員会」を設置。

 日高圏域の委員会では、「北海道障がい者の意思疎通の総合的な支援に関する条例」と「北海道言語としての手話の認識の普及に関する条例」が2018年4月に施行されたことに伴い、障がいがある人も、そうでない人も共に生活できる共生社会の実現を目指す取り組みの一つとして、前年度に引き続き若年層の理解促進を図るため、学生を対象として手話講座を実施している。

 講師は町内在住で印刷会社に勤務するろうあ者の伊東孝朗(たかお)さん(49)と通訳の2人。

 伊東さんは「耳が聞こえないとコミュニケーションが難しく、困る場面が多い。コロナ禍でマスクをしている人が多く、口元が見えないため口の動きがわからなく口話ができない。正確な情報が得られないため、災害で逃げ遅れることがでてくる」などと日々の苦労を話した。

 コミュニケーションの仕方は手話や筆談、口話で行うと言い、会社では手話は使わず、口の動きを見て会話しているという。学生からの「朝はどうやって起きているのか」の質問に「光やバイブレーションが目覚まし時計代わり」と答えた。

 続いての手話体験では、伊東さんの実演やテキストを見ながら練習。学生一人ひとりが「こんにちは、初めまして。私の名前は〇〇です。看護師を目指してます。よろしくお願いします」と手話で発表した。

 最後に伊東さんは「今日の講座の内容は難しかったと思うが、ろうあ者には手話が必要なのです。皆さんは卒業した後はいろいろな病院に勤務するでしょう。そこでは浦河よりもろうあ者がいる地域かもしれません。手話や筆談で話し、お互いを理解してコミュニケーションをとることが大切。手話を覚えてくれたらうれしい」と呼び掛けた。

 受講した神谷紅巴(くれは)君(18)は「手話は難しかった。事前に手話の学習をしてきたが、個人学習と実際で行うのはすごく違うと感じた。これから勉強していきたい」と話していた。

 12月16日にも浦河高校の1年生と3年生を対象に手話講座が開かれる。

伊東さん(左)に手話で自己紹介する看護学生(右)

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