シードル原料、青森に発送 今年は9種類ブレンド、2月下旬完成【壮瞥】

シードル製造のため青森県弘前市へ発送される壮瞥町産のリンゴ
壮瞥町産のリンゴを使ったシードル(リンゴ酒)造りが6年目を迎え、原料のリンゴが24日、製造を委託する青森県弘前市の業者に発送された。今年は9種類のリンゴ2880キロで、3500本ほどを製造する予定だ。来年2月下旬に完成する。
シードル造りは、町内の農業・商工業者、観光関係者らで構成する「そうべつシードル造り実行委」(川南和彦委員長)が、2014年(平成26年)から始めた。
今年はふじや北斗、王林などのほかに、ふじと加工用の紅玉を掛け合わせ新たに収穫した「ほおずり」を加えた。強い酸味が特徴で、より爽やかな甘酸っぱさが期待できるそう。
発送作業は24日午前、とうや湖農協壮瞥支所(町内滝之町)であり、関係者が原料となる各種のリンゴを詰め込んである箱をトラックに積み込んでいた。シードルの製造はスイート(アルコール度数4%)が1900本、ドライ(同6%)が1600本(いずれも500ミリリットル瓶)を見込んでいる。
今年は新型コロナウイルス感染症拡大のため販売予定数が不透明で、昨年より2割ほど抑えて製造する。一方で販路については新規の要望、問い合わせもあるという。同実行委は「『ほおずり』が加わって味のインパクトになるだろう。家庭で楽しめるお酒になれば」と話している。
人気のスパークリングアップルジュースは、来年1月に町内で搾汁して、シードルの製造を委託している業者で炭酸を注入する。
関連記事
町産高麗人参あめ 改良加えて再登場 観光物産館【陸別】
町産の高麗人参を使った「しばれる町の高麗人参飴(あめ)」の販売が、道の駅オーロラタウン93りくべつ内の観光物産館で始まった。 薬用植物栽培研究事業を展開する陸別町が製造。昨年冬に初登場し...
中林 初の3位 「来年もメダル目指す」 トランポリン【十勝】
トランポリンの川崎ジャパンオープン(昨年12月12、13日・神奈川県川崎市のとどろきアリーナ、川崎市スポーツ協会主催)のマスターズ部門30~39歳女子の部で、中林真由香(39)=十勝トランポ...
風にころころ「雪まくり」【十勝】
士幌町や帯広市などの郊外の畑で17日、強い風によって、雪の塊が出来上がる「雪まくり」の現象が見られた。雪原一面に塊や、雪だるまを転がしたような跡が走り、自然が時折見せるいたずらを垣間見ること...
国際ソロプチミスト函館5クラブ合同交流会、親睦深める【函館】
女性奉仕団体の国際ソロプチミスト函館(三上謡子会長)は16日、函館国際ホテルで5クラブ合同交流会を開いた。会員ら約60人が出席し、1年の活動を振り返りつつ親睦を深めた。 三上会長は新型コ...
函館市3日連続最多更新の30人、累計300人突破【函館】
市立函館保健所は16日、函館市内で新たに30人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。日別の感染者数は3日連続で最多を更新し、感染者の累計は302人となり、300人を超えた。このうちの133...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
こだわりが評判、37年の歴史に幕 喫茶店「胡亜羅」【室蘭】
2北の勝「搾りたて」23日発売【根室】
3コロナ禍「会えない人へ」 新たな需要期待 バレンタイン商戦【帯広】
4巨大で緻密プラレール ベルクラシックで初「鉄道おもちゃ博」【帯広】
5深海魚「サケビクニン」繁殖成功 世界初の人工授精-登別マリンパークニクス
-
1
こだわりが評判、37年の歴史に幕 喫茶店「胡亜羅」【室蘭】
2北の勝「搾りたて」23日発売【根室】
3マクドナルドが若草小でバランスの良い食事伝える【登別】
4「魚べい」「徳寿」室蘭初出店、4店舗来秋オープンへ モルエ中島3期工事【室蘭】
5一年の健康願う、室蘭などで「どんど焼き」始まる【室蘭・登別・伊達】