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苫小牧民報

苫小牧市人口17万人割る 少子高齢化で自然減 

苫小牧市が6日発表した3月末現在の人口は、前月比360人減の16万9808人となり、17万人を割り込んだ。1995年10月末に大台に到達して以降、25年続いた「17万人都市」からの陥落。少子高齢化による自然減に加え、2020年は転出が転入を上回る社会減が顕著だった。岩倉博文市長は「人口減は避けられない。減少幅を小さく抑える取り組みを進める」とのコメントを出した。

苫小牧の人口推移(21年は3月末現在)

 市の住民基本台帳に基づくデータ。出生95人に対し死亡169人で自然減が74人、転入1227人に対し転出1517人で社会減が290人、台帳整理などの「その他」が4人増だった。

 苫小牧市の人口は、2013年11月末の17万4485人がピーク。物流拠点の苫小牧港に代表される「産業都市」としての社会増が続かず、少子高齢化による自然減が大きくなり、20年まで7年連続で前年割れした。

 特に20年は市制施行の1948年以降、初めて年間の人口減が1000人を超え、3年ぶりに転出超過となった。東胆振の各町や、室蘭市など西胆振からの移住が進む一方、道内で一局集中が進む札幌市をはじめ、近郊の千歳、恵庭両市への転出が目立っている。

 市は20年3月策定の第2期人口ビジョンで、40年が15万4145人、60年が13万3338人と人口減を見据えてきた。20~25年に17万人を割り込むことは想定内だが、この推計よりも人口減が進んでいるのが現状だ。

 また、例年3月は進学、転勤などにより転出が転入を大幅に超過して社会減は300人を超えるが、今年は新型コロナウイルスの影響で社会減は抑制傾向の中で大台割れ。人事異動の分散化などが理由とみられ、例年は4月以降に期待できる人口増も、今年に関しては不透明感が漂っている。

 市長は「人口17万人を切ったことは残念」としながらも「さまざまな取り組みにチャレンジすることで、まちの活力を維持し、人口が減っても幸せに暮らせるまちをつくり上げ、本道経済をけん引する産業拠点としての役割を果たす」と決意を明らかにした。

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