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日刊留萌新聞

劇作家、演出家益田留さん 道の駅るもいで「外郎売」実演【留萌】

道の駅るもいで歌舞伎演目「外郎売」を実演する益田留さん

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で屋内でのライブ活動が難しい中、留萌市在住の劇作家で演出家の益田留さん(本名・益田克己)が24日、留萌市船場町の道の駅るもい内にある飲食屋台スペース前で、屋外でもできるライブパフォーマンスとして歌舞伎の演目で人気の「外郎売」の口上を実演。道の駅に立ち寄った人たちが興味深く見物していた。

 益田さんは留萌市出身。北海道大学在学中に札幌市の劇団そら豆カンパニーで演劇を学び、昭和59年10月に留萌市で劇団LIP結成した。劇作家、演出家としてデビューし、役者としても活躍。

 劇団LIP解散後もスマイル劇団ルモイの演劇指導、ステージプロデュース集団「A―chordプロジェクト」参加などで活動。日本劇作家協会会員、日本照明家協会2級照明技術者でもある総合舞台芸術家。昨年は戯曲「慰みの暫伝次郎」、書き下ろし「創作噺選集その2」を自費出版した。

 「外郎売」実演は、コロナ禍で屋内での演劇や舞台公演、朗読会などのライブ活動ができない状況の中、野外でもできるデモンストレーションとして計画。

 外郎売は、2代目市川團十郎が享保3年(1718年)に、歌舞伎の「若緑勢曾我」という演目の中に登場した「透頂香」という薬を売り歩く商人のせりふの一部で、團十郎の十八番といってもいい演目。約5分間続く長せりふの上に、舌がもつれるようなところが随所にあることから演劇やアナウンサーの滑舌練習の教材としてもよく使われている。

 益田さんは「3年前にA―chordプロジェクトの朗読会でさわり部分を披露したのがきっかけで、以来ほぼ毎日練習して人前での披露も大丈夫と思い、この夏の実演に踏み切りました」と話す。

 この日、正午と午後1時からの2回実演で益田さんは、最初に口上を述べたあと、滑らかに口調で身振り手振りを織り交ぜながら外郎売りを披露。飲食屋台スペースに買い物に訪れた人が、足を止めて聞き入っていた。

 野外での実演は、今後も同道の駅で天候などを見ながら夏期間不定期に継続する予定で、益田さんは「神出鬼没で正午から昼の時間帯に登場する外郎売の口上を楽しんでください」と話している。

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