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苫小牧民報

巨大地震で道想定 道内最大の浸水範囲苫小牧1万㌶超、

道は、昨年4月までに内閣府が出した推計に基づく、太平洋沿岸の新たな津波浸水想定を公表した。東胆振では、むかわ町で最大11.3メートルの津波が到達する可能性が示され、浸水範囲については苫小牧市が想定対象の道内37市町の中で最も広い1万224ヘクタールだった。7月中旬に正式決定される見通しで、各自治体は避難経路見直しなどの対応を急ぐ。

東胆振1市3町の津波浸水予測

 新たな津波浸水想定は、24日に札幌市内で開催された防災会議地震専門委員会のWG(座長・谷岡勇市郎北大大学院理学研究院教授)の会合で発表。日本海溝(三陸・日高沖)と千島海溝(十勝・根室沖)を震源とするマグニチュード(M)9クラスの巨大地震が太平洋沿岸で発生したケースを想定した。道が太平洋沿岸の津波浸水想定を策定するのは2012年以来となる。

 東胆振1市3町は、日高沖を震源域とする日本海溝モデルの影響を強く受け、津波の最大高は0・4メートル~3・7メートル上昇した。ただ、「12年の予測の震源域は千島海溝寄りにあった点に留意が必要で、単純比較は難しい」(道危機対策課)。

 むかわ町は東胆振で唯一、津波高の最大値が10メートルを超えた。町情報防災グループの担当者は「昨年、国が出した推計を踏まえ、津波浸水防災マップ更新の準備を進めている。関係機関と連携し、避難路の見直しなどに取り組む」と話す。

 苫小牧市の津波も、従来想定を上回る最大9・7メートル(従来想定の最大値は市内元町の8・5メートル)。浸水域は市内西部と東部を中心に従来想定よりも拡大した。市危機管理室の担当者も「国が昨年に示した推計に近い内容」と冷静に受け止めつつ、「今年度から2カ年でハザードマップを更新する計画がある。国や道の知見を重視し避難所、経路の見直しなどにスピード感をもって対応する」と述べた。

 このほか、厚真町と白老町の最大津波は、共に9・2メートル。第1波到達までの最短時間はむかわ町39分、白老町38分、苫小牧市40分、厚真町44分と、いずれも1時間以内。

 人命に関わる潮位の変動が始まる津波影響開始時間(最短)は苫小牧と白老町が6分、むかわ町は11分、厚真町は14分とした。

 苫小牧市以外の浸水想定面積は白老町3026ヘクタール、厚真町2110ヘクタール、むかわ町1813ヘクタール。

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